創立から昭和初期にかけての日本赤十字社の災害救護活動と活動における看護師の役割
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概要
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本論では、社史を主な史料とし、創立から昭和25年前後、日本が高度成長期に入るまでの日本赤十字社の災害救護活動をたどり、救護の実態、なかでも救護活動における看護師の役割を探ることを目的とした。結果、日本赤十字社は、戦時救護に準じて災害救護活動を行い、実践に基づいて社則等を改定し、あらゆる災害で救護活動を行うことのできる体制作りを拡充していたことが改めて確認された。また、救護活動の中で、看護師は、治療の援助を行いながら、患者の身近な存在として、また、赤十字活動の意義を知らしめる存在として活動を行っていることが推測された。
- 2010-12-25
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