音声対話における発話タイミングの影響に関する知覚実験(対話・インタフェース・インタラクション)
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概要
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先行研究で行ってきた対話リズムに関する分析結果の妥当性を検証するために,発話タイミングに関する分析結果に基づいた音声対話を作成し,対話の自然性や合成音声の違和感,発話の聞き取りやすさなどを調査する知覚実験を行った.知覚実験1では合成音声による4ターンの短いタスク指向対話を,知覚実験2では実音声と合成音声の1分程度の長めの雑談対話を用いて実験を行った.その結果,発話における自然な発話タイミングが存在すること,発話内容に即した発話タイミングに自然性を感じるなど,対話リズムに関する分析結果の妥当性を示すことができた.
- 2008-07-11
著者
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伊藤 敏彦
北海道大学大学院情報科学研究科
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北岡 教英
名古屋大学
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伊藤 敏彦
豊橋技術科学大学情報工学系
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西村 良太
豊橋技術科学大学情報工学系
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北岡 教英
名古屋大学大学院情報科学研究科
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伊藤 敏彦
北海道大学
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北岡 教英
名古屋大 大学院情報科学研究科
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西村 良太
豊橋技術科学大学大学院工学研究科電子・情報工学専攻博士課程
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