スウェーデン紙パルプ企業の展開と多国籍化に関する考察(1996年秋季大会自由論題論文)
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概要
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本稿はスウェーデン紙パルプ企業の展開過程と多国籍化の現状をストラ,スベンスカ・セルローサ,モドーに焦点をあてて,明らかにしたものである。ストラは1288年に鉱山会社として,スベンスカ・セルローサは1929年にパルプ会社として,モドーは1872年に製材会社として設立されている。このように3社の設立過程は異なるが,1970年代に企業リストラを実行し,それまでの事業のあり方を転換して,紙・板紙部門を強化していること,1980年代を通じて積極的な企業買収を実行することによって,企業活動を多国籍化させていることが3社の共通点として指摘できる。また多国籍化の程度を比較すると,衛生紙・段ボールメーカーであるスベンスカ・セルローサの企業活動がもっとも多国籍化していることが明らかになった。
- 1997-03-01
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