63(P35) 雲南羌活(Pleurospermum rivulorum)より得られる新ビクマリンおよび新トリクマリン類の構造と薬物代謝酵素CYP3A阻害活性(ポスター発表の部)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Pleurospermum rivulorum 'Yunnan Qiang Huo' is a Chinese fork medicine used as an antipyretic, analgesic and diaphoretic agent in local areas of Yunnan province, China. We investigated the constituents of the underground part of this plant and isolated four new bicoumarins, rivulobirins A-D and two new tricoumarins, rivulotririns A and B. Their structure were established by chemical and spectral evidences including HMBC and NOESY experiments. Further, the eleven furanocoumarin derivatives isolated from this plant were examined the inhibitory effects on CYP3A activity. As a result, the must furanocoumarins examined showed inhibitory effect on CYP3A activity and the dimer derivatives rivulobirin A, C and D, and the trimer derivative rivulotririn A showed especially strong inhibitory effects, with an IC_<50> value similar to that of the typical CYP3A inhibitor ketokonazole.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 1999-09-01
著者
-
谷口 雅彦
大阪薬科大学薬学部
-
谷口 雅彦
大阪薬大
-
馬場 きみ江
大阪薬大
-
羽田 容介
大阪薬大
-
肖 永慶
中国中医研・中薬研
-
薮 明子
大阪薬大
-
李 麗
中国中医研・中薬研
-
郭 聯慶
東北大・薬
-
山添 康
東北大・薬
-
山添 康
慶應大・医・薬理
関連論文
- アシタバの成分と系統育成
- ヒトCYP3A4誘導の分子機構
- アシタバの苦味成分の探索
- アシタバの機能性に関する研究と特許出願の動向
- 伊豆諸島特産アシタバの生産と育種における課題
- 医薬品と生薬・サプリメントの相互作用 (第14回天然薬物の開発と応用シンポジウム 講演要旨集) -- (シンポジウム-1 天然薬物の機能性食品への応用)
- アシタバの健康効果と利用法 (特集 健康茶の効能と利用法)
- 天然フラノクマリン類の薬物代謝酵素CYP3A4に対する阻害活性について
- 89(P-95) 雲南羌活(Pleurospermum rivulorum)より得られる新ビクマリンおよび新トリクマリン類の構造(ポスター発表の部)
- 63(P35) 雲南羌活(Pleurospermum rivulorum)より得られる新ビクマリンおよび新トリクマリン類の構造と薬物代謝酵素CYP3A阻害活性(ポスター発表の部)
- アシタバに関する研究
- 68(P45) ジンチョウゲ(Daphne odora)より得られる新ビフラボノイド類の構造(ポスター発表の部)
- 64 Daphne genkwaより得られる新ビフラボノイド類の構造(ポスター発表の部)
- Antibacterial Activity of Two Chalcones, Xanthoangelol and 4-Hydroxyderricin, Isolated from the Root of Angelica keiskei KOIDZUMI
- ジンチョウゲ科植物成分の化学的研究(第4報)芫花根の新スビロビフラボノイドGenkwanol Aの構造
- 芳香族アミンによるCYP1A2の誘導
- グレープフルーツジュースによる CYP3A4 への影響
- O3-04 胎児繊維芽細胞の増殖阻害における7, 12-dimethylbenz[a]anthracene-3, 4-diolの重要性
- 薬学教育と漢方(22)大阪薬科大学--生薬科学研究室
- ヒト化技術と医薬品の開発
- 「 臨床薬物動態試験および薬物相互ガイダンス (案) 」 開催にあたって
- P-34 マメ科クララ属植物由来のスチルベンオリゴマーの構造(ポスター発表の部)
- Effects of Dicarboxylic Acids on Fatty Acid-Metabolizing Enzymes in Cultured Rat Hepatocytes
- In vitro代謝実験における基質濃度の重要性:ラットにおけるジアゼパム経口投与後の肝臓および血漿中濃度の経時的解析よりのアプローチ
- Modulation of Ethanol-Mediated CYP2E1 Induction by Clofibrate and L-Carnitine in Rat Liver
- ML-1 ヒトの代謝系について
- 「毒科学の基礎と実際1」(日本毒科学会 編集, 編集責任者 谷村 孝,榎本 眞, 平成7年12月20日 発行, 定価 5,000 円, B5, 320 頁, 薬業時報社)
- 薬物の立体選択的代謝とチトクロームP450
- 薬効・動態における男女差
- フェノールスルホトランスフェラーゼ, ST1A分子種の酵素学的解析
- ヒト抱合酵素の遺伝子多型と薬物代謝の個人差 (新世紀医療をめざして(5)Pharmacogenomics)
- 大腸菌を用いた硫酸転移酵素の大量発現およびその精製法について
- ヒト肝を用いた薬物代謝研究における基質濃度の重要性 : ジアゼパムの代謝を例として
- Isolation and Characterization of Four Cytochrome P450 Isozymes from Untreated and Phenobarbital-Treated Beagle Dogs
- 胆汁酸と代謝関連核内受容体
- P450などの薬物代謝酵素にみられるポリモルフィズムと今後の薬物処方
- 薬物代謝におけるCYP2J2の役割
- CYP3A遺伝子の転写活性化にかかわるシスおよびトランスエレメントの解析
- 薬物代謝酵素の遺伝多型の研究現状--Cytochrome P450を中心に (綜説シリーズ--現代医学の焦点(233))
- ◇◇ミニレビュー◇◇(平成11年度 日本薬物動態学会年会シンポジウムより) 薬物によるCYP3A誘導の分子機序とその種差
- 物理化学的視点からみた薬物の代謝 (特集 物理化学的視点から医薬品をみる--化学構造・物性を臨床に活かすために)
- ヒトにおける代謝予測と立体選択的代謝
- ヒトP450分子種のin vitro同定法と問題点 (あゆみ 薬物代謝と薬物相互作用--その機序と対策)
- 甲状腺ホルモン硫酸転移酵素cDNAの単離およびその異種細胞発現酵素の解析
- ヒト及び動物より精製したスルホトランスフェラーゼの特徴
- ヒト薬物代謝能の変動要因
- HNF-4によるCYP3A1およびCYP3A2遺伝子の活性化
- 薬物相互作用の分子機構
- ヒト P450 の発現とその利用の分子生物学的問題点
- ヒトにおける薬物代謝の遺伝的多型
- グレープフルーツジュースと薬物の代謝相互作用
- 薬物動態研究2001年の炉端談義 (その2)
- 薬物動態研究 2001 年の炉端談義 (その1)
- 74(P57) グレープフルーツジュースに由来するCYP3A4阻害物質の立体構造(ポスター発表の部)
- 5.薬物動態の面からみた種特異性 (<シンポジウム>毒性評価における種特異性の問題点)
- 薬物代謝酵素を解き明かす--シトクロムP450による対掌体識別 (モレキュラ-・キラリティ---高次機能分子の開拓と創薬への展開をめざして) -- (キラル薬物の体内動態を探る)
- 癌原物質の活性化酵素とその内分泌による発現の調節
- 合成医薬品にみる光学異性体とその作用
- 薬物・ステロイドホルモン代謝の性差発現機序--生長ホルモンによる調節
- 細胞死の生化学
- 医学分野におけるGC/MSの利用と問題点
- 88(PA3-8) ジンチョウゲより得られる新ビフラボノイド類の構造(ポスター発表の部)
- アシタバに関する研究--八丈島産と大島産の比較
- グレープフルーツジュースと薬物相互作用
- ヒトにおける薬物代謝の遺伝的多型
- アシタバに関する研究 : 八丈島産と大島産の比較
- 固定化リコンビナントスルホトランスフェラーゼを用いるオンライン Reversed Derivatization
- 中国産防風の研究(III) : 水防風の成分について
- アシタバの成分(第5報) : 果実の成分および果実,根,葉におけるクマリン類,カルコン類の比較