単語の概念関係を用いた段落一貫性評価指標の有効性(語彙・意味)

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概要

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本研究では文書における段落の一貫性に注目し、その段落一貫性を評価するための段落一貫度という指標を提案し、その有効性を確かめた。特に技術文書における段落は、段落ごとにその主張が一貫していることが必要になる。本研究で提案する段落一貫度は、EDR概念辞書を用い、単語間の意味類似度から求められる値である。本論文の実験では、論文の抄録を段落に見立て段落一貫度を算出したものと、抄録内の1文を他抄録の1文に変更したものとの比較を行い、段落一貫度の変化を示した。また、学生8名の執筆した卒業論文を対象に指導教員の論文指導前後から、各段落、各章の段落一貫度の比較を行った。それらの実験により、段落一貫度の有効性を示した。
一般社団法人情報処理学会の論文
2008-01-21

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