水稲の1穂内粒重変異と籾・玄米形態形質との関係(II 論文編)

元データ 2007-12-28 日本作物学会

概要

イネ穎果の粒形や収量構成要素の一つである1粒重は,基本的には,それぞれの品種に固有な形質である.また,粒重や粒形を規定する穎と粒のバランスにも,遺伝的な要因が介在するとの指摘がある(徐・太田1982).そのために,1粒重は他の収量構成要素である穂数や1穂籾数,登熟歩合に比べて栽培・気象条件の影響は小さいと考えられ,粒重変異や形態的形質について検討された研究例も少ない(松島1957,長戸ら1976).しかし,1粒重は同一品種でも栽培条件によって変動するとの報告(王ら1998)や,1穂内でも穂上位置により粒重が異なるとする報告(森田ら2002,寺井ら2004)があるなど,未解明な部分が残されている.本研究では,籾の大きさが,玄米重を規定するシンク要素としてどのような役割を果たしているのかの観点から,1穂内の穂上位置別に各籾と玄米の粒長・粒幅・粒厚値を求め,籾サイズの変異と粒重変異との関係を検討した.

著者

小玉 郁子 秋田県農業試験場
眞崎 聡 秋由農技セ農試
真崎 聡 秋田農試
小玉 郁子 秋田農技セ
寺井 謙次 秋田大学教育文化学部
眞崎 聡 秋田県農林水産技術センター農業試験場
川本 朋彦 秋田県農林水産技術センター農業試験場
松本 眞一 秋田県農林水産技術センター農業試験場
小玉 郁子 秋田県農林水産技術センター農業試験場
山下 清次 秋田大学教育文化学部
川本 朋彦 秋田県農業試験場
松本 眞一 秋田県農林水産技術センター
小玉 郁子 秋田県農林水産技術センター
川本 朋彦 秋田県農林水産技術センター
寺井 謙次 秋田大学教育学部

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