JAXAミッションの為のアレイ構成した深宇宙通信用地上受信システム(宇宙探査・計測,及び一般)
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概要
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深宇宙探査機との通信にはX-bandを用いることが定められている.しかし,帯域は既に混み合っておりX-bandの使用は徐々に困難になりつつある.そのような状況でKa-bandを高速伝送のために使用することは魅力で,今後の深宇宙探査には必須と言われている.宇宙航空研究開発機構の深宇宙局は64mを擁するが,X-bandまでの対応で鏡面精度などKa-bandには使用できない.そこで,より小型のアンテナをアレイ化し64mと等価な機能を持たせ,更にKa-bandへの対応を図る考えが生まれてきた.システムの実現性を検討するにあたり,受信信号の位相差推定の方法が鍵となる.本稿では,これまでに調査・研究してきた深宇宙通信用アレイ地上局のダウンリンク合成の手法について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-23
著者
-
加藤 修三
武蔵工業大学工学研究科
-
朝木 義晴
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
-
竹内 央
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
-
戸田 知朗
宇宙航空研究開発機構
-
齋藤 宏文
宇宙航空研究開発機構
-
戸田 知朗
(独)宇宙航空研究開発機構
-
黒木 聖司
創価大学
-
斎藤 宏文
宇宙研
-
朝木 義晴
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部:総合研究大学院大学物理科学研究科宇宙科学専攻
-
勝本 幸子
創価大学工学研究科情報システム学専攻
-
黒木 聖司
創価大学工学研究科情報システム学専攻
-
竹内 央
宇宙航空研究開発機構
-
竹内 央
早大理物理学/応用物理学 博士後期課程2年
-
斎藤 宏文
宇宙航空研究開発機構
-
齋藤 宏文
宇宙研
-
黒木 聖司
創価大
-
戸田 知朗
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所
-
朝木 義晴
宇宙航空研究開発機構
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