仮想大規模ストレージにおけるセキュリティ(セッション3:セキュリティ・フォールトトレラント)

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概要

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企業は内部統制のためシンクライアントの導入を進めている。シンクライアント環境では、大容量ストレージが必要である。しかし、従来の大容量ストレージは高価である。そこで、我々はPCデータグリッドに基づくストレージを提案し、これをVLSD(Very Large-Scale Disk)と名づけた。我々は70TBのVLSDを試作した。その経験から、VLSDにはセキュリティ上の問題が存在することが判明した。例えば、従来のVLSDでは、なりすまし、盗聴、改ざんが可能であった。本論文では、このようなセキュリティ上の問題を解決するために、VLSDのためのセキュリティフレームワークを提案する。このフレームワークを用いることで、これらのセキュリティ問題を解決することができる。また、その性能を評価した。
一般社団法人情報処理学会の論文
2007-11-26

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