アコヤガイ精子の大量凍結保存方法の検討
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概要
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事業規模での精子大量凍結法を開発するため,容量の異なるストロー(0.25, 1, 2 mL)を用いて凍結したアコヤガイ精子による受精率を比較したところ,有意差は認められなかった。さらに 10 mL の希釈精子を板状に凍結したところ,解凍後の運動率はストロー法と同等であった。運動率が低い精子を凍結・解凍し,通常の 5 分間の媒精時間で人工授精を行うと,受精率は低かったが,媒精時間を延長することにより受精率は上昇し,未凍結の精子と同等となった。本結果から,本種精子を大量凍結保存できる可能性が示された。
- 2007-11-15
著者
-
古丸 明
三重大学生物資源学研究科
-
成田 光好
三重大学生物資源学研究科
-
青木 秀夫
三重県科学技術振興センター水産研究部尾鷲水産研究室
-
林 政博
三重県科学技術振興センター水産研究部
-
磯和 潔
三重県栽培漁業センター
-
古丸 明
三重大学大学院生物資源学研究科
-
太田 博巳
近畿大学大学院農学研究科
-
成田 光好
三重大学大学院生物資源学研究科
-
川元 貴由
近畿大学大学院農学研究科
-
津田 悠也
近畿大学大学院農学研究科
-
青木 秀夫
三重県水産研究所
-
林 政博
三重県水産研究所
-
磯和 潔
Mie Prefectural Fish Farming Center
-
太田 博巳
Department Of Fisheries Faculty Of Agriculture Kinki University
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