ハイブリッド図書館における利用者指向サービス
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来の図書館は紙などの物理媒体を資料としてきた。現在は、ディジタル化された電子媒体を資料としネットワーク経由で提供する、電子図書館化の動きが起こっている。しかし、すべての図書館資料が電子化されるのは遠い将来のことであり、かなりの期間、図書館は、物理および電子媒体の両方を資料とするハイブリッド図書館として利用者サービスを提供していくことになる。本稿は、ハイブリッド図書館において、資料などの利用データを自動収集し、それを解析することにより、利用者の要求にあったサービスを提供する図書館マーケティングに関して、その仕組みを考察し、また、その重要性を示す。今後、図書館のハイブリッド化を進めていくためには、本稿で提案するような図書館マーケティングや、それを活かした利用者サービスの提供が極めて重要になっていくものと考えられる。
著者
関連論文
- 利用者満足度アップを目指す図書館マーケティング : データ解析による図書館サービス進化への期待(データマイニングの活用)
- 次世代図書館サービスへの模索 : 韓流図書館に学ぶ
- ハイブリッド図書館のためのフロアレイアウトに関する一考察 : 九州大学中央図書館への適用事例
- 図書館を介した利用者と企業のウィンウィン関係の構築 : 図書館サービスの新たな可能性を探る
- 互助ネットワーク仮想図書館への構想 -Library2.0のその先を目指して-
- 授業ディジタル化への行程 -教師力アップを目指して-
- 図書館マーケティングのすすめ : データ分析による利用者サービス向上
- ハイブリッド図書館における利用者指向サービス
- 利用者行動調査に基づく図書館スペース配置の改善 : 韓国果川図書館と九大附属図書館における図書館マーケティングの試み
- ネット社会指向図書館への展望 : 携帯端末を通じたユビキタスサービス
- ネットワーク情報化社会の図書館サービス : 図書館の新しい役割への期待
- 利用者指向サービスのための館内マーケティング
- 図書目録カード画像検索システムの改善 : 扱いやすく柔軟なインタフェースへの移行(画像DB, 夏のデータベースワークショップDBWS2005)
- 図書目録カード画像検索システムの改善 : 扱いやすく柔軟なインタフェースへの移行(画像DB, 夏のデータベースワークショップ2005)
- アクティブラーニング授業への試み : 情報発信による積極的な授業参加スタイルの確立を目指して
- テキストファイルによる図書目録画像データベースの構築と管理
- <発表論文>RFID技術を用いた図書館自動化への期待 (「ディジタル図書館」ワークショップ第26回)
- RFID技術を用いた図書館自動化への期待
- OJT的な学習者支援を行う対話型システム
- ICタグによるライブラリ・オートメーションへのアプローチ
- ネットワーク情報社会における図書館像に関する一考察
- 図書目録カードイメージ入力のボトルネック : 大量データの正当性を検証する
- ソフトウェアの"教育性"に関する一考察
- 図書館マーケティングのための"友人関係"に関する考察-基本概念とその適用-
- 図書館のマーケティング活動 : その意義と課題(図書館経営)
- 第253回 ネオダマ時代の図書館(INFOSTA Forum)
- 学生の成長を助ける学習支援への模索 -授業データ解析による支援方法発見への試み-
- 授業データ解析による授業改善策発見を目指して - 努力・成果・評価の関連性からのアプローチ -