為替レートの変動と価格転嫁調整 : 理論と実証
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概要
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先ず,自国通貨建て価格設定(PCP)型企業と外国市場通貨建て価格設定(PTM)型企業とに二大別した二国間開放一般均衡動学理論で,為替レート変動に伴う価格転嫁(パススルー)調整の意味合いを明確にした。次いで,日,米,英,仏,独,シンガポール各国のデータに時系列統計処理を施して定常性を確保した後,回帰分析を行い,マクロ価格転嫁率を推計した。その結果,日,米,英,仏で有意な値を得た。
- 愛知学院大学の論文
- 2006-12-20
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