研究集会報告 1 医学研究における倫理に関する国際セミナー
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概要
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現在医学研究において世界的な倫理基準としてヘルシンキ宣言,CIOMS あるいはWHOガイドライン,さらに ICH-GCP ガイドラインが適用されている。これらのガイドラインはヒトを対象にした医学研究の倫理規範を一般的に想定したもので,それまでの研究者個々の人格に頼っていた倫理規範を世界的に統一した Minimun Requirement として明文化したことに大きな意味がある。しかし,この精神を実際の研究現場で適応していく作業にはもう少し細かい考慮が必要とされている。本集会では特に途上国における研究開発における倫理問題に焦点を絞り,世界で行なわれている,様々な事例を挙げながら WHO/TDR の医学研究倫理の専門家や,各国で医学研究に携わる研究者,及び他分野の専門家も加わって文化や習慣の違いを考慮に入れた検討を行った。また,この集会は一般にも公開した。
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