ホソメコンブ配偶体の生長に及ぼす硝酸塩の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Yearly changes of concentration of nitrate and phosphate in Tomari, Hokkaido, Japan, from 1986 to 2001, were analyzed. Mean concentration of nitrate at 0m depth was 2.2±1.6SD (range, 0.3-6.1) μM. Gametophytes of Laminaria religiosa were cultured for 29 days in different nitrate concentrations (+0.0, +1.0, +2.0, +3.0, +4.0, +5.0, +6.0μM) in order to examine the effects of nitrate on the growth of gamethophytes in batch culture. Cell number of the gamethophytes increased at concentrations of more than +4.0μM nitrate. To observe the effects of deep seawater on growth of gamethophytes of L. religiosa, the gamethophytes were cultured in deep seawater at Otaru, Hokkaido, Japan, (concentration of nitrate, 15.8 μM) and in surface seawater at Yoichi. Hokkaido, (mean concentration of nitrate, 4.4μM) under laboratory conditions. After 29 days from start of batch culture, cell number in the deep seawater was 2.6 times of the cell number in surface seawater.
- 日本水産工学会の論文
- 2004-06-07
著者
-
川井 唯史
北海道原子力環境センター
-
四ツ倉 典滋
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター)
-
四ツ倉 典滋
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
-
岡 直宏
愛媛大学農学部
-
平岡 雅規
高知県海洋深層水研究所
-
中明 幸広
北海道原子力環境センター
-
川井 唯史
稚内水産試験場
関連論文
- 日光市で発見されたニホンザリガニ個体群の由来、および大正時代に北海道から本州に持込まれた個体に関する宮内庁公文書等に基づく情報
- 北海道におけるザリガニ類の分布とニホンザリガニ生息地数の減少
- ニホンザリガニの調査方法と流速に対する耐性について
- 磯焼け対策における要素技術の整理(平成17年度日本水産工学会春季シンポジュウム「磯焼け対策を考える〜魚類による過剰食圧の軽減に向けて〜」)
- 文献から見た磯焼け対策研究の歩み(平成17年度日本水産工学会春季シンポジュウム「磯焼け対策を考える〜魚類による過剰食圧の軽減に向けて〜」)
- アンケートによる磯焼けの実態調査
- 磯焼け対策技術の系統樹
- 文献による磯焼け対策技術の歩み
- 最近得られたザリガニ類の普及,博物学,保全に関する情報
- ニホンザリガニ(Cambaroides japonicus)の小河川における生息環境の選好性と効率的な調査手法について(予報)
- 江戸時代の図譜とアイヌ神祀具で見られるニホンザリガニ
- 日本産コンブ属植物4種(マコンブ,ホソメコンブ,リシリコンブ,オニコンブ)の分類学的再検討
- 和歌山県沿岸に生育するカジメとクロメの形態的および遺伝的多様性について
- 和歌山県沿岸に生育するカジメ・クロメ配偶体の生長と成熟および胞子体の初期生長に及ぼす水温の影響
- ホソメコンブの配偶体と幼芽胞体内核分裂についてのノート
- 地下海水を用いた緑藻スジアオノリ陸上養殖の可能性
- BIO R&D CO2を有効利用した海洋植物の促成栽培
- 一様流下におけるホソメコンブ配偶体の生長と流速の関係
- 日本産寒海性コンブ科植物の学名について
- 北海道泊村沿岸におけるホソメコンブ遊走子の挙動解析の試み
- ホソメコンブ配偶体の生長に及ぼす硝酸塩の影響
- 北海道日本海南西部岩内のホソメコンブ群落に出現した海藻種とその葉上動物
- 広島湾奥部の人口海岸域における浮遊性アオサ類の消長と環境要因
- 海洋深層水の放水によるコンブ藻場形成に関する基礎的研究
- ニホンザリガニ Cambaroides japonicus の成長に対する水深の影響
- 磯焼け対策ガイドライン(水産庁)の紹介
- 一般市民参加型のウニ除去による磯焼け対策
- ホソメコンブ配偶体の生長に及ぼす硝酸塩の影響
- 成長の異なるスジアオノリ藻体での胞子形成阻害活性の決定
- スジアオノリ藻体からの抽出液がスジアオノリ初期形態形成に及ぼす影響
- 植食性小型巻貝によるホソメコンブの摂食に及ぼす水温の影響
- ホソメコンブに見られる植食性小型巻貝4種による摂餌痕跡
- ザリガニ類(ウチダザリガニ,メキシコザリガニ,マロン,レッドクロー)の移入に関する考察
- ニホンザリガニと人間の関係--皇室との係りおよびスミソニアン自然史博物館における調査報告
- 世界のザリガニ類の系統と進化
- 北海道日本海におけるフシスジモク群落の保全と利用方法
- 外来種ウチダザリガニの移入とニホンザリガニの国内送付に関する情報
- 福島県で採集された移入ザリガニ類の学名と和名
- 北海道における磯焼けの現状と対策 (総特集 藻場研究の今--分布・生態から磯焼け対策・利用まで)
- 磯焼け地帯におけるウニ侵入防止フェンスによるホソメコンブ群落の造成とキタムラサキウニ生殖巣の発達
- ウニ侵入防止フェンス内におけるホソメコンブ群落に適する底面波浪平均流速とウニ類除去時期
- 北海道日本海のキタムラサキウニに寄生するクリイロヤドリニナの宿主サイズ, 寄生率, 繁殖期
- 国内博物館等のザリガニ類標本に基づく情報
- 北海道日本海沿岸における大型海藻群落の保全と造成に関する研究(学会賞受賞講演)
- 滋賀県水産試験場の移入当初の北米産ザリガニ
- ニホンザリガニ保全研究の近況
- ホソメコンブ群落における種の多様性
- ニホンザリガニの地方名と山形県産標本
- 北海道日本海南西部岩内のホソメコンブ群落に出現した海藻種とその葉上動物
- 北海道南西部泊地先におけるキタムラサキウニ垂直分布の経月変化と植生
- 北海道泊村沿岸におけるキタムラサキウニ分布の経月変化
- 研究, 学会について思うこと
- モンゴルでのマンシュウザリガニ採集記
- シーボルトは青森県中西部のニホンザリガニを見た?
- ニホンザリガニ Cambaroides japonicus の分布, 成長・生残と餌料の関係
- 「大正天皇のニホンザリガニ」についての新知見
- 5.シンポジウム「Conservation Biology of Freshwater Crayfish-New challenge starting from Japan, East Asia-」を企画して(The Crustacean Society Summer Meeting in Japanと日本甲殻類学会第47回大会の合同大会を振り返って)
- 長野県安曇野市に生息する特定外来生物ウチダザリガニの生息地の環境とその由来
- 北海道鹿の子ダム,福島県裏磐梯,千葉県利根川水系におけるウチダザリガニの生息状況
- 開催結果報告 : 得られた見解と今後の展望(一般公開シンポジウム「外来ザリガニ類のシンポジウム-環境省指定の特定外来生物,ウチダザリガニを中心に-」
- ニホンザリガニの博物学的知見-V : 大陸部での名称
- 北海道鹿の子ダム, 福島県裏磐梯, 千葉県利根川水系におけるウチダザリガニの生息状況
- Saccharina japonicaの遺伝的多様性の保全に関する研究