進化的学習を用いたセルラーオートマトンの合成について
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概要
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所望の時空パターンを生成するセルラーオートマトン(CA)の合成問題について考察する。CAの時間発展はルール表によって決定されるが、一般にルール表の数は膨大であり、全探索は非常に困難である。本研究ではルール表が染色体と対応する遺伝的アルゴリズム(GA)に基づく2つの対照的な手法について考察する。一つ目の手法では学習過程において、4値をとる自己複製機能有するCAを合成するために必要に応じて遺伝子長を増やしていくものである。2つ目の手法では2値をとるCAを合成するために適当な遺伝子を保存して学習を進める。このように学習が進むにつれ、遺伝子長を一方では増やし、他方では減らすという対照的な特徴を持つ。基本的な計算機実験によって、これらの手法の有用性を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-03-09
著者
-
斎藤 利通
法政大学工学部情報電気電子工学科
-
鈴木 聡史
法政大学 工学部 情報電気電子工学科
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鈴木 聡史
法政大学工学部情報電気電子工学科
-
斎藤 利通
法政大学工学部
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斎藤 利通
法政大学工学研究科電気工学専攻
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