煮干しの脂質酸化抑制におよぼす茶ポリフェノール製剤の利用法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
茶ポリフェノール製剤(カテキン)を煮干し製造に用い、その利用法の相違によって生ず試料の乾燥過程での脂質酸化抑制効果を比較検討した。1)煮熟工程前に試料をカテキン水に3分間浸漬して製造する方法では、脂質酸化抑制の程度は低かった。2)煮熟工程でのカテキン添加では、乾燥過程中の過酸化物価(POV)が対照群より低値で推移し、酸価(AV),カルボニル価(CV)も乾燥8時間までは対照群より低く、脂質酸化を十分に抑制することができた。3)乾燥工程前でのカテキン利用では、乾燥過程中のPOV,AVおよびCVは対照群より低値で推移し、脂質の抗酸化効果が明らかであった。
著者
関連論文
- ***の健康支援のための基礎調査研究
- 食品名と食品分量の習熟度におよぼす小テストの効果
- 天然酵母利用パンについての評価(自然科学編)
- 保育園児家庭における食費と食生活
- 高齢者と同居家族における高齢者向けレトルトパウチ食品の利用実態(自然科学編)
- 煮干しの脂質酸化抑制におよぼす緑茶の影響
- コピー食品についての意識と利用の実態調査
- 緑茶処理煮干しの保存条件の相違による脂質酸化
- 煮干しの脂質酸化抑制におよぼす茶ポリフェノール製剤の利用法
- 煮干しの脂質酸化におよぼす乾燥法の影響
- 包装材の相違による煮干しの品質
- 飲料水に対する意識とミネラルウォ-タ-の利用実態
- 試作木綿豆腐の色と物性
- 〔九州女子短期大学〕女子学生における食品の知名度
- JSD食品の現状と消費者の意識調査
- 木綿豆腐の色
- 原材料大豆の相違による木綿豆腐の価格と品質調査
- 大学における調理実習教育の現状と担当教員の把握する学生の実態
- 大学における調理実習教育の現状と担当教員の把握する学生の実態