コピー食品についての意識と利用の実態調査
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概要
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食品加工の技術向上により、本来の食品との区別がつきにくいコピー食品が増加する傾向であるが、コピー食品をどのように認識し食生活の中に受容しているかの実態を、学生と主婦を対象にアンケート調査を行った。1.コピー食品と言う言葉の知名度は70%と高率であったが、コピー食品の認識のない者が10%程度あった。2.コピー食品に対するイメージは、学生と主婦問で差はなく現代的で手軽であるが、おいしさや栄養評価、健康的なイメージはマイナスであった。3.学生、主婦ともコピー食品の購入経験は90%を示し、購入理由は料理に使いやすい、価格が安いなどが示された。4.購入食品の種類は、かに風味かまぼこ・魚肉ソーセージが多く、購入時にはコピー食品と知って求めている割合が高かった。また購入コピー食品についての満足度は、主婦にやや厳しい傾向が示された。5.本来の食品とコピー食品の区別を見ただけで分かるとした割合は、主婦のほうが高かった。また判別の基準は、価格・表示内容・外観などであった。アンケート調査に協力いただいた主婦や学生の皆様に感謝致します。また調査の集計まとめに協力いただいた、管理栄養士専攻4年山野知子さんに感謝の意を表します。
著者
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