高齢者と同居家族における高齢者向けレトルトパウチ食品の利用実態(自然科学編)
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概要
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軟らかさや飲み込みやすさを強調した高齢者向けの食品が多く販売されている。そこで高齢者とその同居家族に、高齢者向けレトルトパウチ(レトルト)食品の認知度や利用度の実態調査を行い問題点がないか検討した。高齢者および同居家族は高齢者向けレトルト食品についての認知度は約20%、利用度は10%で低い結果を示した。高齢者向けレトルト食品を利用してみたいと答えた高齢者の理由は、「必要になれば利用したい」であったが、同居家族は「便利がよさそう」と、両者の回答は異なっていた。在宅高齢者の食生活は普通食が多く、高齢者向けレトルト食品を、今は「必要ない」と答えた者が多かった。一方、食品会社は高齢者向けレトルト食品の製造販売に積極的で、各社とも今後消費量が増大すると予測していた。
著者
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