不正者のモデルを用いた多重リスクの分析手法 : 音楽CDの不正流通問題への試適用を通じて(一般,リスク・セキュリティ関係)
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概要
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近年、情報漏洩問題など企業の賠償責任が問われる事例が増えており、今後起こるかもしれない事件、事故に対して適切な対策を行うことでリスクを軽減するリスク管理が重要となっている。従来のリスク管理手法では、関与者同士がリスクに関する意見交換、合意形成を行えることが前提とされてきた。つまり、非協力的な関与者が存在する状況下でのリスク管理は困難であった。そこで本研究では非協力的な関与者が存在する状況下で不正者のモデルを用いたリスク管理手法を提案する。音楽CDの不正コピー問題を事例として対策案の選択と対策効果の予測に関して妥当性を評価する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-10-26
著者
-
吉浦 裕
電気通信大学 人間コミュニケーション学科
-
吉浦 裕
電気通信大学 電気通信学部 人間コミュニケーション学科
-
吉浦 裕
電気通信大学
-
岡田 裕司
電気通信大学 電気通信学研究科 人間コミュニケーション学専攻
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