犬における「レ」ワクチンの予防効果に関する研究 : 第1報 野外使用試験
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概要
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1)著者は, 犬において, 山本の混合ワクチンを用い, 野外使用試験を行い, その予防効果をみた.即ち, 比較的「レ」感染の機会の多い犬を選定して, それぞれ, V.接種群と非接種群に分け, 両者について, その後のS.M.力価ならびに臨床症状を併わせ考察して, 感染の有無をみた.2)V.群は, 接種後6ヶ月内至1年9ヶ月までの間においては, 感染の徴はみられなかった.対照群は, 随時に感染がみられ, 特に季節的に概ね, 11,12月, 時に3,4月頃に多く感染がみられた.3)比較的長期間のS.M.力価の状況をみたが, 同一「レ」株の力価は, 比較的速かに漸減し, 多く, 季節的に再上昇変動するのがみられた.
- 鹿児島大学の論文
- 1966-03-14
著者
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