島根県立看護短期大学・看護学科における1997年度の地域看護実習と今後の課題
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概要
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平成9年度より改正された新カリキュラムに対応した地域看護実習を終了した本学第1期生について,現状と今後のよりよい実習のあり方を検討した。検討した内容は,学生の実習目標に対する自己評価,感想・考察,実習内容や教員評価などの関係である。その結果,地域看護実習の実習場所2カ所の教員評価は有意(P<0.01)な正の相関関係を示した。また,実習場所による自己評価には差があり,限られた実習期間や3年過程の看護教育における限界も感じられた。しかし,学生が自由記載で記述した内容をKJ法で分類してみると,多くの学び,気づきを示していた。多くの課題を残した実習ではあったが,担当した教員として確かな学びの手応えを感じている。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 1999-03-20
著者
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