在宅看護学教育の体系化に向けた学習方略の開発 : 問題解決型学習の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
社会ニーズに対応する在宅看護学教育の体系化は緊急の課題である。看護教育における系統的な教授方法は,現代の家庭やコミュニティの複雑なダイナミクスや多様なニーズに対応できないことが指摘されるようになった。我々は,地域で生活する人々の生活ニーズや健康ニーズに対する学生の感性を養い,問題意識を高めることをカリキュラムの基本枠組みとし,1年次からフィールドワークを実施し,問題解決型学習理論に基づく学習方略の開発を試みた。その結果,在宅看護の学習の動機づけや感性を養う導入時の学習効果とともに,問題解決型学習の総合的評価,教育のネットワーク化,教育方略の評価方法の開発等の課題が明らかになった。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2000-03-20
著者
関連論文
- テレビ電話による在宅療養者間のネットワーク形成
- テレビ会議システムによる3地点同時遠隔看護講義の試みと評価
- 看護遠隔授業の効果的運用方法
- 島根県立看護短期大学・看護学科における1997年度の地域看護実習と今後の課題
- テレビ会議システムを用いた在宅ケア支援システムの開発II
- 島根県立看護短期大学における地域貢献 : 周辺地区の家庭訪問実習、公民館活動との連携と看護支援システム構築の歩み
- テレビ会議システムを用いた在宅ケア支援システムの開発I
- 家族援助に対する看護者の意識調査(第3報) : 看護者の意識に影響を及ぼす因子
- 家族援助に対する看護者の意識調査(第2報) : 調査結果
- 看護における家族援助の現状 : 臨床看護婦からの聞き取り結果より
- 保健室登校における不登校児童への養護教諭の関わり
- 島根県における旧保健婦養成の足跡
- 看護教育における在宅ケアのスチュ-デント・レクチャ-方式による教育方法の試み
- 在宅看護学教育の体系化に向けた学習方略の開発 : 問題解決型学習の試み
- 地域看護実習におけるテレビ電話を用いた遠隔カンファレンスの評価
- 看護職への関心に影響する要因についての検討 : 「一日看護学生」参加中学生を対象として