VPAで求めた北海道北部産マガレイの資源尾数推定値の評価
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概要
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VPAの後退法,1歳CPUEを用いた前進法およびADAPT VPAでマガレイの資源尾数を算出し,レトロスペクティブパターンを調べた。最近年時点で推定した資源尾数は,8年分の漁獲データから求めた値と比べ,後退法で-54〜+109%,前進法で-41〜+59%,ADAPT VPAで-53〜+54%の誤差を示した。年齢別では,1歳は前進法が,3〜6歳は後退法とADAPT VPAの誤差が小さかった。2,7歳の手法差は小さかった。1〜2歳を前進法で,3〜7歳を後退法で求めたところ,誤差は-26〜+5%に縮小した。
- 社団法人日本水産学会の論文
- 2006-09-15
著者
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板谷 和彦
北海道立中央水産試験場
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下田 和孝
北海道立水産孵化場
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星野 昇
北海道立水産孵化場
-
板谷 和彦
道中央水試
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下田 和孝
北海道立稚内水産試験場
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室岡 瑞恵
北海道立網走水産試験場
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下田 和孝
北海道水産孵化場
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