溜池におけるドブガイ Anodonta woodiana の幼生の寄生時期とその寄主および寄生部位
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概要
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Host selection, parasitic site and period by glochidia of a mussel, Anodonta woodiana (Lea, 1834), in a small pond in Osaka Prefecture, were investigated from June 1984 to July 1985. It was suggested that most of the glochidia spilt out of female mussels parasited Rhinogobius brunneus which was dominant gobiid fish in the pond. Parasitic glochidia on the host-fish, R. brunneus were found through the year, and mean number of glochidia per host-fish showed an apparent peak (52.2 glochidia) in April. The post-larvae of R. brunneus which swum in surface layer in early June had few parasitic glochidia. A fewer glochidia were parasitized on benthonic larvae than adult. Number of glochidia attached on pectoral fins and gill lamellae of R. brunneus occupied approximately half the total glochidia in number through the year. These sites had positive correlation (Y=0.580X+0.9594, r=0.7102). The glochidia were more frequently found on the lower part of the fish than the upper.
- 日本貝類学会の論文
- 1986-03-31
著者
-
福原 修一
梅花中・高等学校
-
長田 芳和
大阪教育大学生物学教室
-
山田 卓三
兵庫教育大学自然系
-
長田 芳和
大阪教大
-
長田 芳和
大阪教育大学教員養成課程理科教育講座生物学専修
-
長田 芳和
大阪教育大学
-
福原 修一
兵庫教育大学生物学教室
-
山田 卓三
兵庫教育大学
-
山田 卓三
兵庫教育大学生物学教室
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