実世界と仮想世界の架け橋 : 超小型ICタグチップ(招待論文,<特集>マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005))
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概要
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超小型ICタグは信頼性と低コスト化を両立させるICタグチップ技術であることを見出し検証した.世界最小のICタグチップは実世界と仮想世界を結ぶ架け橋として重要な役割を担う.ネットワーク技術により,情報のICタグチップ内分散に比較して,セキュリティと利用性の高い,属性情報の蓄積と管理をネットワークサーバ主体となるように意図した.そのために,ICタグチップ内には,仮想世界とリンクするためのノンメタ情報データである128ビットのROM(Read Only Memory)情報IDを所有こととする.このIDのユニーク性を一元情報管理することにより,半導体ウエハ状態でIDを書き込むことにした.このために,超小型サイズのICタグチップが実現でき,実世界使用環境での機械的強度向上とチップ生産性向上による低コスト化が得られた.また,アンテナ内蔵型の超小型ICタグチップにより,通信距離1mm内の読み取りによりプライバシ情報保護を配慮したチップも開発した.
- 2006-07-15
著者
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