管理栄養士養成における臨地実習プログラムの開発に関する研究 第2報 : 公衆栄養学領域、給食管理 (学校) 領域の実習時間別の検討
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概要
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栄養士法改正による新カリキュラムがスタートした。女子栄養大学における新たな臨地実習プログラムを開発することを目的に, 学生の理解, 学習意欲, 満足度に及ぼす実習期間の影響を検討した。253名の学生が2003年の実習前後に質問紙調査に回答した。これは, 実習後の調査結果を中心にまとめたものであり, 結果は以下のとおりであった。1. 80時間実習の学生は, 40時間実習の学生に比べ, 理解度, 満足度ともに有意に高かった。2. ほとんど学生は, 80時間の実習時間を3領域それぞれについて適切とした。3領域とは, 臨床栄養学, 公衆栄養学, 給食管理である。3. 公衆栄養学領域では, 80時間の実習をした学生は, 地域の実態把握・計画, 人材育成・地区組織活動, 連携体制づくりについて, 有意に高い理解を示した。4. 給食管理 (学校) 領域では, 80時間と40時間の間に理解度に関して有意な差はみられなかった。5. これらの結果をふまえ, 2004年の臨地実習は1領域80時間実習を2領域について実施している。また, 学生が1つの領域の学習に強い意志を有している場合には, その領域で120時間, もう1つの領域で40時間実習するという新しい選択肢を設けている。こうした臨地実習の評価を, 科学的に適切な手法を用いて行わなければならない。本研究は文部科学省高等教育研究改革推進経費の助成を受けたものである。
- 女子栄養大学の論文
- 2004-12-01
著者
-
石田 裕美
女子栄養大学
-
武見 ゆかり
女子栄養大学
-
武見 ゆかり
日本栄養改善学会食育推進・企画検討会
-
西村 早苗
臨地実習・校外実習センター, 女子栄養大学
-
石田 裕美
栄養管理研究室, 女子栄養大学
-
亀井 明子
栄養管理研究室, 女子栄養大学
-
武見 ゆかり
食生態学研究室, 女子栄養大学
-
吉岡 有紀子
食生態学研究室, 女子栄養大学
-
三浦 理代
食品栄養学研究室, 女子栄養大学
-
二見 大介
臨地実習・校外実習センター, 女子栄養大学
-
亀井 明子
女子栄養大学
-
武見 ゆかり
女子栄養大 栄養
-
西村 早苗
女子栄養大学
-
二見 大介
臨地実習・校外実習センター 女子栄養大学
-
西村 早苗
臨地実習・校外実習センター 女子栄養大学
-
石田 裕美
栄養管理研究室 女子栄養大学
-
石田 裕美
女子栄養大学大学院
-
三浦 理代
食品栄養学研究室 女子栄養大学
-
吉岡 有紀子
食生態学研究室 女子栄養大学
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