多文化間コミュニケーションのための「日本語」の教育 : ディスカッションプログラムからの一提言
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大学で学ぶ留学生にとって必要な日本語とは何であろうか。従来,専門日本語教育の分野では,主に発表やレポート作成等に必要な日本語に注目した教育内容の提案がなされてきている。しかし,大学での生活全般を考えると,留学生か日本人学生と共に過ごす中で伝えたいことを正確に伝える方略や,日本語学習者が日本人学生の発話が理解できなかった場合に日本語を調整してもらう方略の養成が,今後さらに重要になってくるであろう。以上のような問題意識に立ち,本稿では,日本語学習者との会話において日本人学生がどのようなコミユニケーション活動をしているか,その特徴を明らかにした。その上で,大学で学ぶ日本語学習者が,日本人学生と研究を進めていくためにはどのような「日本語」教育が必要であるかという点を中心に考察を試みた。
- 岐阜大学の論文
著者
関連論文
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の取り組み
- 言語景観から見た岐阜県人の方言の捉え方
- 岐阜県における方言研究・記述の歴史
- 郡上方言における待遇表現に関する一考察
- 岐阜・愛知の若年層方言について(2) : 文法的な形式と社会的関係を表す表現
- 岐阜・愛知の若年層方言について(1) : 遊びのことば・学校のことば・オノマトペ
- 方言教育学は成立するか
- 岐阜大学全学共通教育・岐阜県国際ネットワーク大学コンソーシアム共同授業「岐阜県方言のしくみを学ぶ」の問題点と改善の方法
- 植民地下朝鮮における京畿高等女学校(上)
- 女学校卒業生との交流を通して( 留学生センター公開セミナー「歴史を複眼で見る」)
- 植民地下朝鮮の女学生 : 進明高等女学校を中心に
- 童戯「ポコペン」の方言学的考察
- 岐阜県方言における否定表現
- 『郡上方言』の文法
- 美濃方言の原因・理由表現
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の理解度 : 2007年度シドニー大学から岐阜大学へ配信された授業について
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の評価と理解度 : 2006年シドニー大学から岐阜大学へ配信された授業「オーストラリアの多文化主義」について
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の評価 : 2005年シドニー大学から岐阜大学へ配信された遠隔授業について
- グループ学習における書く行為の形成 : ガイドブック作りの授業の分析を通して
- 文法意識を持たせる授業の試み
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の評価に関する一考察
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の理解度 : 2006年岐阜大学からシドニー大学へ配信された授業「キレる児童の心理」について
- モジュール交換方式を用いた国際遠隔授業の評価
- 植民地下朝鮮における淑明高等女学校 : 抗日学生運動を中心に
- テレビ会議システムを用いたシドニー大学向け日本語授業の実践報告
- 岐阜県内市郡町村史に見られる方言記述 : 岐阜県における方言研究・記述の歴史(2)
- 2. 日本語研修コース(年報編,2003年度後学期・2004年度前学期)
- 8. 特別講演(2002年度・2003年度前学期)
- 1. 日本語研修コース(2002年度・2003年度前学期)
- 多文化間コミュニケーションのための「日本語」の教育 : ディスカッションプログラムからの一提言
- 日本語話者に対する非日本語母語話者との日本語コミュニケーション教育の重要性
- 教科書のモデル会話を用いた会話能力養成に関する考察 : 映像教材を活用した教室活動の分析
- 1. 日本語研修コース(2001年度)
- 初級レベルにおける統合型言語教育に関する一考察 : Peer feedbackを取り入れた発表プロジェクト
- 提案から同意に至る会話の分析 : 日本語母語話者と日本語非母語話者の課題解決を目指す会話データを基に
- 談話構造分析を活かした初級作文指導の可能性
- 2. 日本語研修コース(1999年度)
- 初級学習者の作文に見られる談話レベルの問題点の分析 : 初級作文のシラバス作成に向けて
- ラディン語ならびにロマンシュ語母語教育の現状と課題
- フリウリ語母語教育の現状と課題
- イタリアの小学校における母語教育に関する小ノート
- 敬語教育に関する一考察
- 国語の教材徹底研究--文学と説明文,文章表現,解釈のための文法 (特集 12年目研修から教員免許更新講習へ--岐阜県教育委員会と岐阜大学教育学部の連携協力にもとづく10年経験者研修(12年目研修)の成果と今後の展望) -- (教員免許更新講習試行の成果と課題)
- 日本人会話パートナーを導入した「応用会話」クラスの試み
- 日本人パートナーが参加した「応用会話A」クラス : 2000年10月から2001年2月までの実践報告
- 類型論的に見た日本語の「やりもらい」表現 (特集 やりもらいの日本語学)
- 新しいベネファクティブ表現 (文法・文体の変化)
- 文法を活かした教材研究 : 大学研修における持続的な研修教員支援を目指して ( 教師の自己省察と専門性開発を支援する教員研修 : 課題探究型研修の課題と展望)
- 時間的・空間的観点からの国語教材分析 : 物語文および説明文に対する文法的分析の試み
- 「テヤル」「テクレル」「テモラウ」・・・の名称小考 : 研究ノート
- 7. 留学生指導(年報編,2003年度後学期・2004年度前学期)
- 6. 留学生指導(2002年度・2003年度前学期)
- 5. 留学生指導(2001年度)
- 6. 留学生指導(2000年度)
- 5. 留学生指導(1999年度)
- 排日運動下におけるシアトル穂高倶楽部(II) : 「写真結婚」と「外国人土地法」を中心に
- 排日運動下におけるシアトル穂高倶楽部(I) : 機関誌『新故郷』に記された諸活動
- 自由学園北京生活学校の教育 : 日中戦時下の教育活動
- 岐阜・愛知の若年層アクセントの実態
- 岐阜県方言における動詞の活用について
- 国語の教材徹底研究 : 文学と説明文、文章表現、解釈のための文法
- 共通語ならびに岐阜方言における「連用形+にかかる」について
- 岐阜方言として記述される共通語
- 「依頼」のモデル会話における談話構造 : 教材のレベルは談話構造に反映されているか
- 会話能力につなげる中上級用リスニング教材の開発
- 初級作文クラスで何を教えるべきか : 談話構造に着目したシラバス作成に向けて
- ヲ格とニ格のゆらぎ
- 教員免許状更新講習「附属学校実践演習」の現状と課題
- いきものがかりの言語学 1 : 音声的特徴
- 岐阜方言のオノマトペ表現
- 日本語の教育の必要性 : 国語教育は言語教育でもあるべきだ(「国語の特質」をどう教えるか-国語教育研究と日本語学研究との連携-,パネルディスカッション)
- 12年目研修の内容をいかに教育現場で役立つものにするか : 日本語文法ならびに外国籍児童生徒教育の場合 : 教科教育キャリアアップフィールド (教師の生涯発達と共に歩む教育学部の構想と実践 : これからの教育学部の在り方を探る 第2部 10年経験者研修における大学教員と研修教員の研究コミュニティの形成 : 共同論文・研修実績報告)
- 「た」と「ている」の用法を通して読む小2国語教科書教材
- 「*山が白だ」とはなぜ言えないのか
- 現代日本語文法--方向性表現を例に補助動詞を考える (特集:日本語の最前線)
- 教科教育キャリアアップフィールド(国語) : コース名:文法を活かした教材研究 外国籍児童生徒に対する日本語教育(2コース担当) (2 平成15-16年度10年経験者研修の構想と展開 5. 平成16年度大学研修コースの具体的な展開 : 実施状況・課題・展望)
- 国語における名詞修飾表現
- 非限定的名詞修飾の機能