日本人会話パートナーを導入した「応用会話」クラスの試み
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概要
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本稿は,日本人会話パートナーを導入した「応用会話」クラスの実践報告である。教室活動は概ね,(1)日本人学生によるモデル会話の提示,(2)日本人学生と留学生のペア,または,グループによるモデル会話の意味確認,(4)日本人学生と留学生による有用表現練習,(4)日本人学生と留学生の会話,(5)留学生による最終発表,という5段階で進めた。このクラスは留学生にとって,自然な日本語に触れながら各自のレベルで会話する機会として有効であったばかりでなく,日本人の考え方を知り,日本人との親交を深めるよい契機となった。日本人学生にとっても,留学生の背景や考え方を学び,異文化理解を深め,改めて自分自身の文化的背景や考え方を再考する機会として作用した。
著者
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