ストレス環境下におけるヒト高体温の誘発と抑制機序 : ヒト最高体温の再検索
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概要
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Biological functions are basically dependent on the thermosensitive characteristics of the proteins and fatty substances composing the body structure. In a stressful environment, the extremely high human body temperatures detected by computer system in our laboratory of Exercise Physiology are in the range of 41℃-46.5℃, of which the highest temperature was identical with the highest value described in the latest Guinness Book of Records. The highest body temperature value of 46.5℃ reported in Ann Emerg Med (1982) is thought to be extremely high compared to those of the other vertebrates. The concept of critical thermal maximum (CTM) has been defined in the present literature as the minimal high deep-body temperature that is lethal to an animal. In man the CTM has been estimated at 41.6-42.0℃. Therefore, in the present review article, physiological, pathological and clinical cases of hyperthermia beyond 42℃ detected in 49 papers, and the biological inhibitory mechanisms preventing hyperthermia and the immunological protection mechanisms associated with strong heat stresses were discussed from the viewpoint of the negative feed back system that controls body temperature.
- 中京大学の論文
- 2003-03-31
著者
-
塚中 敦子
中京大学体育学部運動生理学研究室
-
加藤 貴英
豊田工業高等専門学校
-
山根 基
愛知みずほ大学人間科学部
-
小粥 隆司
中京大学大学院体育学研究科運動生理学研究室
-
加藤 貴英
中京大学大学院体育学研究科運動生理学研究室
-
塚中 敦子
中京大学 体育学研究科 運動生理学研究室
-
大西 範和
愛知みずほ大学人間科学部
-
小坂 光男
中京大学 体育学部 運動生理学研究室
-
山根 基
中京大学大学院
-
大西 範和
中京大学
-
松本 実
中京大学大学院
-
十河 直太
中京大学大学院
-
垂井 彩未
中京大学大学院
-
大西 範和
中京大学大学院
-
小坂 光男
愛知医科大学医学部生理学第二講座
-
山根 基
中京大学生命システム工学部
-
加藤 貴英
中京大学大学院
-
小坂 光男
中京大学
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