精神分裂病者における肥満
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概要
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Since obesity disturbs somatic function to some extent, a successful control of the body weight may be useful for the accomplishment of occupational therapy. When compared with the normal control group, the incidence of obesity may be high in the schizophrenics. To confirm this hypothesis, we determined the body weights and heights of 182 schizophrenics. They consisted of 105 males and 77 females. One hundred fifty four cases were admitted patients in some psychiatric hospitals in Hyogo prefecture and 28 were out-patient members of a day care center in Osaka prefecture. Body mass index (BMI) was calculated from body weight and height, as usual manner. Obesity was defined as a state of BMI being 26 or more in nake group. In the official report of the Japanese Ministry of Health and Welfare, 720 individuals out of 6053 (11.9%) were obese. In our series, 21 patients out 105 schizophrenics (20.0%) were obese by the criteria. A significantly higher incidence was proved (Z = 2.078, P<0.05). In female population, obesity was defined as having a BMI of 25 or more, with 872 individuals obese out of 7105 (12.27%) in the control group of the official report. The number of obese female patients in our series were 21 out of 77 cases (27.27%). A significantly higher incidence was also observed in ghe female group (Z = 2.955, P<0.01). Since obesity is a harmful to any patient, special consideration may be recommended on the occupational therapy of schizophrenics.
著者
-
石川 雄一
神戸大学医学部保健学科
-
元村 直靖
大阪教育大学メンタルサポートチーム
-
元村 直靖
大阪教育大学
-
山田 大豪
広島県立保健福祉大学
-
元村 直靖
大阪教育大学大学院健康科学専攻
-
元村 直靖
大阪教育大学健康科学
-
山口 三千夫
神戸大学医療技術短期大学部
-
山田 大豪
神戸大学医学部保健学科
-
山口 三千夫
神戸大学医学部保健学科
-
元村 直靖
大阪教育大学大学院健康科学
-
中西 英一
姫路北病院
-
上杉 智祥
湊川病院
-
川口 智美
大阪府立こころの健康総合センター
-
元村 直靖
大阪教育大学健康科学専攻
-
石川 雄一
神戸大学医学部
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