比喩を用いた臨床看護師の「看護研究」に抱いている意識-第3報 : 比喩語の分析

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概要

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総合看護研究施設が開催している「研究力向上講座」と「看護研究」研修会の過去3年間の受講者(臨床看護師)を対象として、看護研究を比喩語を用いて表現する調査を実施した。936の比喩語を分類した結果、34の大カテゴリーを得た。最も大きいカテゴリーは【漠然としたもの】であり、【スポーツ】【辛いこと】【料理】【学習すること】と続いていた。臨床看護師は、看護研究の方法や進め方などに不安感を抱いたり、研究成果という目標に向かって努力を続けようとする姿勢などが明らかになった。また、少数ではあるが看護研究を喜びや楽しさをもたらすものとして捉えている比喩語も見られた。本施設の今後の活動として、(1)看護研究に対する不安感を軽減させるような働きかけ (2)個々の研究活動に対する支援体制の整備が求められていることが明らかになった。
東海大学医療技術短期大学の論文
2003-06-30

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