テクスチャ解析による手術場ナビゲーションのための三次元表示 : ROIの自動抽出について

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概要

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本研究の目的は手術中支援ナビゲーションにおける3次元超音波画像再構成である。複数枚の連続した2次元超音波断層像により構成される3次元データから腫瘍を立体的に描写して、腫瘍像の把握による手術や診断の高効率化を行なう。超音波画像の3次元可視化する手法としてボリュームレンダリング法を用いる。ボリュームレンダリング法はセグメンテーションすることなく物体を表示することが可能である。超音波画像の3次元表示は超音波画像特有のスペックル雑音が存在するため、スペックルの輝度値が空間内で支配的となり腫瘍情報を覆ってしまう。そこで、モルフォロジー演算を用いた可変ブロック法を適用して腫瘍領域を決定し、3次元表示を行う手法を提案する。ただし、可変ブロック法を適用する際には、従来用いられていた平均・分散をブロック可変条件とするのではなく、濃度共起行列の特徴量の中の慣性1を用いる。
2006-01-20

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