アプリケーションの動的変更が可能なユビキタス拡張現実のためのミドルウェアアーキテクチャ(テーマセッション, ユビキタスメディアの将来展望)

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概要

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ユビキタス・コンピューティングと拡張現実(AR)を組み合わせたUAR(ユビキタスAR)では、ユーザは複数の計算機器で構成された環境を移動し、場所に応じて異なるARアプリケーションに参加する。本稿では、ユーザの移動によりアプリケーションを柔軟に切り替えるためのミドルウェアとデータ管理手法を提案する。提案するミドルウェアは自身のコンポーネントを動的に変更可能な自己反映型アーキテクチャに基づいており、異なるネットワークサービスや異なるアプリケーション設定をサポートする。また、不足するコンポーネントをダウンロードすることで、アプリケーションを動的に構成する。一方、提案するデータ管理手法では、環境を階層的にエリアに分割し、各エリアはアプリケーション、必要なコンポーネント情報及びダウンロードサーバへのリンクを保持する。試作システムを実装し、ユーザの移動によりARアプリケーションへの参加と離脱ができることを確認した。
2006-01-12

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