猫におけるガン抑制遺伝子Brca2の性状解析(短報)(生化学)
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概要
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猫で乳腺腫瘍は一般的にみられる. Brca2遺伝子の変異はヒトで乳ガン発症の確率を高める.猫Brca2の機能と乳腺腫瘍感受性との関連性を調べるための基礎として,その塩基配列を解読した. cDNAは約10,000塩基対からなり,3,371アミノ酸をコードしていた.アミノ酸配列は,他の哺乳動物とは低い相同性(例えばマウスと53%)を示した.また,他の哺乳類と同様,乳腺を合む様々な組織で発現していた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2003-10-25
著者
-
望月 学
東京大学大学院医学系研究科感覚・運動機能医学講座口腔外科学
-
落合 和彦
岐阜大学大学院連合獣医学研究科
-
森松 正美
岩手大学農学部獣医学科獣医生理学講座
-
大沼 俊名
岩手大学農学部基礎獣医学講座
-
首藤 文榮
岩手大学農学部基礎獣医学講座
-
大沼 俊名
岐阜大学大学院連合獣医学研究科
-
落合 和彦
岩手大学農学部獣医学科
-
森松 正美
北海道大学遺伝子病制御研究所附属疾患モデル動物実験施設
-
望月 雅美
共立商事株式会社臨床微生物研究所
-
望月 雅美
鹿児島大学農学部獣医学科家畜微生物学
-
森松 正美
岩手大学農学部獣医学科獣医生理学教室
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