波浪中船体動揺および抵抗増加の計算に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
It has been said that the strip method gives good prediction of ship motions at any rate, although hydrodynamic forces consisting of the ship-motion equation are not correctly predicted. To understand a reason of this wonder and a way of improvement in existing ship-motion theories, numerical results by NSM(New Strip Method) and EUT(Enhanced Unified Theory)are compared with experiments newly conducted using a modified Wigley model of L/B=6.667. Although the added mass, damping coefficient, and wave-exciting force in heave predicted by EUT are in good agreement with experiments, the heave amplitude by EUT is overpredicted particularly near resonance. It is found that a reason of this is due to improper prediction in the cross-coupling forces between heave and pitch, despite the value itself being very small. EUT also tends to overpredict the pitch damping coefficient and underpredict slightly the pitch exciting moment in relatively longer wavelength region;which results in underprediction of the pitch amplitude. Using experimental values for the cross-coupling added-mass terms(A_<53> and A_<35>)and the pitch damping coefficient (B_<55>), the results of EUT agree well with experiments of not only ship motions but also the added resistance in waves.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 2000-09-25
著者
関連論文
- 2007W-OS2-4 粒子法と境界要素法による水波に関するハイブリッド計算法(オーガナイズドセッション(OS2):浮体と水波の相互作用・その工学的応用)
- バーチャルモアリング用円盤型水中グライダーの実海域試験 (総特集 東アジア海洋大気環境変化の監視と予測(2))
- 2008S-G1-17 ITTCの最近の活動とITTC2008福岡に向けて(一般講演(G1))
- 2008S-G1-18 第25期ITTC2008の主要トピックス(一般講演(G1))
- 海洋観測用曳航体の開発研究 : 第2報, 曳航体の構造と実海域実験
- Automatic Mooring System for Ship(Summaries of Papers Published by Staff of National Maritime Research Institute at Outside Organizations)
- ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究(所外発表論文等概要)
- 12 ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究
- ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究(所外発表論究等概要)
- 2006E-G3-4 ウィンチ制御による係船の自動化に関する研究(一般講演(G3))
- 2007E-G3-3 バーチャルモアリング用円盤型水中グライダーの開発 : 実証機の建造と投入・回収方法について(一般講演(G3))
- B11 円盤型水中グライダーによる海洋観測(OS11 海洋におけるシステムと制御1)
- 波浪中推進性能解析システムの開発
- 3-1波浪中推進性能解析システムの開発
- 2008S-G1-1 CIP・直交格子法によるWigley船型に関する船体運動・抵抗増加の計算(一般講演(G1))
- 2008S-G2-26 造波水路での強制動揺実験における3次元影響(一般講演(G2))
- 2007W-OS2-1 2次元水槽強制動揺実験の3次元影響について(オーガナイズドセッション(OS2):浮体と水波の相互作用・その工学的応用)
- 2007W-OS2-5 規則波中コンテナ船の強非線形動揺に関する数値シミュレーション(オーガナイズドセッション(OS2):浮体と水波の相互作用・その工学的応用)
- 水波と浮体の強非線形相互作用に関する数値計算法と実験的検証
- 強非線形自由表面流れに関するCFDコードの開発
- 2210 THINCスキームを応用した3次元スロッシングの数値計算(S01-3 CIP法の新展開と保存形(3),S01 CIP法の新展開と保存形)
- 2005A-OS2-2 CIP法による強非線形波浪中浮体動揺に関する計算精度の検証(オーガナイズドセッション(OS2):水波と物体の強非線形相互作用)
- 船の横運動波浪強制力及び横波中の横揺の計算法について
- 第2章 非線形運動の時間領域数値計算法(耐航性における非線形問題)
- 2008S-G2-25 左右非対称浮体による反射波・透過波の実験的検証(一般講演(G2))
- 2007W-OS2-2 左右非対称浮体による反射波・透過波(オーガナイズドセッション(OS2):浮体と水波の相互作用・その工学的応用)
- (8)超高速船のRadiation及びDiffraction Wavesの計測と解析
- 超高速船のRadiation及びDiffraction wavesの計測と解析〔含 討論〕
- 超高速船のRadiation及びDiffraction wavesについて
- 高速双胴船の耐航性能の推定法に関する研究
- 海底設置型ADCPによる津屋崎沖の海流観測について
- 海底設置型ADCPによる津屋崎沖の海流観測について
- 海洋観測用曳航体の開発研究 : 第一報 曳航体の運動と制御について
- Short Crested Wave中の抵抗増加について
- 内部自由水を利用する浮消波堤の消波性能に関する研究
- 高Re数におけるKarman-Schoenherr摩擦抵抗係数式の再考察(流体計測・実験(3),一般講演)
- 円柱の水面貫通実験と3次元数値シミュレーション(船舶・海洋工学,一般講演)
- AM06-05-002 船舶・波浪の強非線形相互作用の数値シミュレーション(自由表面流体力学(1),一般講演)
- 波浪による定常流体力に関する研究
- 120 CIP 法を用いた波浪・浮体の強非線形相互作用の数値解析
- 水波と海洋構造物の強非線形相互作用に関する数値計算法
- 波浪中船体動揺および抵抗増加の計算に関する一考察
- 1-2 波浪中船体動揺および抵抗増加の計算に関する一考察
- (14) 波浪中での浮体動揺に関する時間領域での非線形数値計算法(英文) : 平成10年秋季講演論文概要
- 造波装置の動作監視回路の制作--津屋崎実験所大型水槽
- 波浪中を前進する船に働く流体力への水路側壁影響の研究
- 強非線形流れに関する国際会議VF-2007の開催報告(会議報告)
- OS-2 : 浮体と水波の相互作用・その工学的応用(オーガナイズドセッション報告,西部支部秋季講演会)
- 平成19年度性能・運動分野「夏の学校」の開催報告
- Hydrodynamics of a body floating in a two-layer fluid of finite depth(学会賞授賞論文紹介(1))
- OS-4:水波と浮体の強非線形相互作用(オーガナオズドセッション報告,平成18年日本船舶海洋工学会秋季講演会報告)
- その2 運動性能分野(第1章 性能・運動分野,船舶海洋工学界のこの1年,これからの10年)
- 2006E-G4-1 左右非対称浮体が動揺している時の反射波・透過波(一般講演(G4))
- OS-2 : 水波と物体の強非線形相互作用(秋季講演会 オーガナオズドセッション報告, 平成17年日本船舶海洋工学会秋季演講会報告)
- バーチャルモアリング用円盤型水中グライダーの開発 : その2実証機の建造と実海域試験
- 大規模浮体における流体力学相互干渉の一計算法
- 細長船理論による船の付加質量, 減衰力係数に対する水路の側壁影響の研究
- Towed Vehideの動力学に関する基礎的研究
- 強非線形自由表面流れに関するCFDコードの開発
- 波浪中で動揺している左右非対称浮体による反射波・透過波の関係式