乗り心地評価の観点からのアンチピッチングフィンの性能評価
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概要
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The reduction of the pitching motion of ships by mean of anti-pitching fins at the bow is analyzed both qualitatively and quantitatively through theoretical and model experimental approaches. This paper is intended to show the effect of anti-pitching fin at the stern from the viewpoint of passengers' comfort. This idea has two advantage. Firstly, the maximum force acting on the fin at the stern is smaller than that on the fin at the bow in slamming conditions. Secondly, since the fin at the stern is in wake of hull, the added resistance of fin at the stern is smaller than that of the fin at the bow. Model experiments were conducted to evaluate the effect of the anti-pitching fins on ship motions. The fin at the stern reduces vertical accelerations from 0.25G to 0.20G at the position of the bridge on the condition of a wave height of 2.0 m in head seas. Also, the authors present a new method for evaluating passenger' comfort based on questionnaires given to passenger and measured ship motions of the Kagoshima maru. The correlation coefficient between the new method and questionnaires is 0.71. We can mention that the method is reliable for estimating passengers' comfort.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 2000-03-25
著者
-
重廣 律男
鹿児島大学 水産学部 漁業工学分野
-
鈴木 四郎
水産総合研究センター水産工学研究所
-
松田 秋彦
水産庁水産工学研究所
-
鈴木 四郎
水産庁水産工学研究所
-
黒田 貴子
大阪府立大学大学院工学研究科
-
黒田 貴子
鹿児島大学大学院水産学研究科
-
重廣 律男
鹿児島大学水産学部
-
松田 秋彦
National Research Institute Of Fisheries Engineering Fisheries Research Agency
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