ダクト送風における吹出し口形状および吹出し風速が牛体表面の風速に及ぼす影響

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概要

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畜舎における防暑装置の一つとして用いられているダクト送風装置について, 効果的な送風方法を朋らかにするため, 吹出し口形状および吹出し風速について検討を行なった。吹出し口の形状はa)直径10cmの円形, b)支管付きのa), c)楕円形, d)正方形, e)長方形, f)円形と楕円形の組み合わせの6種類とし, 各吹出し口の面積は同一にした。これらの吹出し口から風速8m/秒と5m/秒の風を送り出し, 牛体表面の風速を測定した。その結果1)吹出し口の形状は牛体表面の風速分布および平均風速から判断して, 円形, 楕円形および正方形がよく, 中でも円形は施工面から最適と考えられた。2)吹出し風速は風速分布および平均風速からみて, 8m/秒程度が適当であろうと考えられた。
日本家畜管理学会の論文
1984-02-27

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