我が国における不快昆虫としてのユスリカに関する研究 : 1. モデル実験による数種有機燐殺虫剤のセスジユスリカ終令幼虫に対する効力評価
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概要
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Using small model water-courses formed with a tin gutter (depth : 0.07m, width : 0.1m, length : 1.8m, water velocity : 15m per min) suspended in a stream, larvicidal effects of some organophoshorus insecticides were evaluated against the last instar larvae of Chironomus yoshimatui Martin & Sublette which are serious nuisance at some urban river sides in Tokyo, Gifu and Ogaki. The larvae used in the test were collected from the river of Kanda in 1972 and had been reared in succesive generations in our laboratory. Four emulsifiable concentrates of insecticides; temefos 5%, fenitrothion 10%, fenthion 5% and malathion 20%; were used. In glass tube contact method which was performed by exposing naked larvae closed in a bottomless glass tube to the stream treated with a certain concentration of the insecticides, temefos among insecticides tested was most effective and the others were insufficient when the insecticides were introduced into the stream at the concentration of 1-2ppm as active ingredient to the volume of the stream flow for a period of 10min. Because Chironomid larva is usually inhabiting in their nest among the bottom mud, another contact test with the nested larvae was performed by introducing the condition of their natural habitat into the water-course. It was confirmed also that the effectiveness is strongly fluctuated due to the above mentioned circumstances, whether or no the nest case is existent. Therefore, the practical application should be made with consideration concerning the matter. A range of concentrations of insecticide must be decided in relation to a length of time for treatment.
- 1975-08-15
著者
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