腰椎-腹腔シャントに付加する新しい on-off flushing device の開発
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概要
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腰椎-腹腔シャント(L-P shunt)に付加する目的で新しいOn-Off flushing deviceを試作した.試作品は特別な切替装置を必要とせず,腹壁上で容易に操作ができ,しかも安定した設定を保つことができる,従来にない特色をもったOn-Off valveとして臨床応用が期待されるが,意識障害の強い症例では切替操作が困難となる可能性があり,注意が必要である.このdeviceはover drainageに起因する重篤な合併症の予防やシャント術後の早期離床,シャント依存性の判定や髄液漏に対するシャントの適切な抜去時期決定などに役立つと考えられる.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1993-10-20
著者
-
桑名 信匡
横浜南共済病院脳神経外科
-
山下 俊紀
神奈川県立足柄上病院 脳神経外科
-
佐藤 正純
横浜市立大学医学部脳神経外科
-
佐藤 正純
横浜南共済病院脳神経外科
-
石渡 祐介
横浜南共済病院脳神経外科
-
山下 俊紀
神奈県立足柄上病院脳神経外科
-
桑名 信匡
横浜栄共済病院 脳神経外科
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