3-5 プロジェクトのリスク把握と対策立案に対する取り組み
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概要
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プロジェクトにおいてリスクは必ず存在する. しかし, なぜリスクの発生を防ぐことができないのだろうか. それはリスクそのものが定義されていないため, 効果的な対策を打つことができないからであると仮定した. そこで, われわれは典型的なソフトウェアの開発モデルを仮定しリスクを定義して, 定義したりスクに対して対策を検討した. この論文では, リスクを定義し対策を検討していった手法と手順について述べる. さらに検討した対策の有効性を検証するために, 過去のプロジェクトにおける失敗事例を収集し, 網羅性を検証した. その結果, 定義したりスクが実際の失敗プロジェクトで高い確率で発生していることを明らかにした. また, リスクを定義し対策を立案するプロセスを, 実際のプロジェクトに適用していった過程について述べる.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2000-09-25
著者
-
富澤 和美
リンク情報システム株式会社
-
中條 貴幸
NECマイクロシステム株式会社
-
西 康晴
電気通信大学
-
高橋 宗雄
桐蔭横浜大学工学部
-
中村 秀光
日本ノーベル
-
田島 理史
インテック
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川合 浩司
横河電機
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玉置 朗
東洋情報システム
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町田 仁司
松下電器産業
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誉田 直美
日本電気
-
中條 貴幸
日本電気アイシーマイコンシステム
-
西 康晴
東京大学大学院工学系研究科
-
誉田 直美
日本電気株式会社
-
高橋 宗雄
桐蔭横浜大学
-
高橋 宗雄
桐蔭横浜大:前wg8小委員会
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