ソフトウェア構成管理とその規格動向
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概要
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変更はソフトウェアに固有的なものである。それゆえ, 大規模かつ複雑なソフトウェアの場合は, 変更を効果的に追跡し管理することが, ソフトウェアの開発及び保守を効率的に進めるうえで必須である。ソフトウェア構成管理(SCM)は, この要求を解決するための手法と管理の体系である。SCMの有効性は, 近年のネットワーク環境をベースとしたクライアント/サーバシステムの進展により, ソフトウェアの購入者及び供給者の双方にとって, ますます増大している。また近い将来, 新しいソフトウェア開発基盤として期待されているソフトウェアCALSの環境では, SCMが無ければソフトウェアの開発及び保守を確実にコントロールすることは不可能である。このような背景において, CD12220-2として知られるSCMの国際規格の審議がIS0/IEC JTC1/SC7/WG8で進められている。本稿では, CD12220-2の現状と概要を紹介し, その効果及び与える影響について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-07-25
著者
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- 山田茂, 藤原隆次著, 「ソフトウェアの信頼性: モデル, ツール, マネジメント」, 発行者: プロジェクトマネジメント学会, 発行日: 2004年11月30日, 体裁: A5版, 104ページ, 税込価格: 1,000円, ISBN: 4-902378-04-3 C2034
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