2次元ハイブリッドIIRフィルタによる画像処理 : 放送方式
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概要
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2次元IIRフィルタは、非直線位相性のひずみを別とすれば比較的少ない演算量で、柔軟な処理を行うことができる。しかし、平滑化について考えた場合、エッジ部分などで十分な結果が得られるとは限らない。本論文では、まずRoesserモデルに基づいた簡略形フィルタを示し、4方向処理との組み合わせによって画像ひずみを生じることなく、種々の画像処理を行う方法について提案している。次に、効果的な雑音除去のために、IIRフィルタとメディアンまたはニューラルといった非線形処理を組み合わせた2種類のハイブリッド型フィルタについて提案している。この二つの手法は、計算量、柔軟性、精度について各々特徴を持っている。さらに、幾つかの処理例を通して、各手法の有効性を検証している。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1992-12-18
著者
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