熱イオン化検出器付ガスクロマトグラフィーによるラット尿中メタンフェタミンとその代謝産物の一斉高感度分析
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概要
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A rapid and simple procedure for the determinaion of methamphetamine and its metabolites in the rat urine was described by using gas chromatography with flame-thermoionic detector. The extraction procedure, the formation of heptafluorobutyryl derivative, the percentage recovery of the methamphetamine and its metabolites from the rat urine and the determination of methamphetamine metabolites in the rat urine were described. The sensitivity of methamphetamine and its metabolites by gas chromatography with flamethermoionic detector revealed that the detection limits of heptafluorobutyryl derivatives of methamphetamine and amphetamine were ca. 0.1 ng, p-hydroxyamphetamine and p-hydroxymethamphetamine were 0.14,0.16 ng, respectively, norephedrine and p-hydroxynorephedrine were 0.26,1.04 ng, respectively. In the rats, about 89% of the dose of methamphetamine (2.5 mg/kg, i.p.) and 74% of the dose of methamphetamine (5.0 mg/kg, i.p.) were excreted in the 2 days urine. The main metabolites excreted in the urine were p-hydroxymethamphetamine (56-47% of dose), p-hydroxyamphetamine (21-15% of dose) and amphetamine (2.7-3.3% of dose) in addition to the unchanged methamphetamine (9.0-8.6% of dose). The gas chromatography equipped with flame-thermoionic detector used for the determination of methamphetamine and its metabolites in the rat urine was satisfactory, and rapid, simple and highly sensitive method, and thus the method would be applicable for the determination of those drugs in the urine of the abusers.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1983-06-30
著者
-
山元 俊憲
昭和大学薬学部臨床薬学教室
-
吉田 武美
昭和大学薬学部毒物学講座
-
山元 俊憲
昭和大学薬学部
-
黒岩 幸雄
昭和大・薬
-
黒岩 幸雄
昭和大学薬学部臨床薬学
-
寺田 賢
杏林大学医学部法医学教室
-
黒岩 幸雄
昭和大学薬学部
-
吉田 武美
昭和大学 薬 毒物
-
吉村 三郎
杏林大学医学部法医学教室
-
吉村 三郎
杏林大・医・法医
-
吉田 武美
昭和大学薬学部
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