家庭用エアゾル製品中の1,1,1-トリクロロエタン及び1,4-ジオキサンの分析
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概要
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A method for the simultaneous determination of 1,1,1-trichloroethane (TCE) and 1,4-dioxane (DO) in household aerosol products by gas chromatography (GC) was developed. For the determination of TCE and DO using the headspace method, an aerosol product sample was propelled in 50 ml beaker. Two grams of the propelled solution was weighed in a 125 ml vial, and 20 ml of methanol and 2.0 ml of 1,2-dichloropropane as an internal standard were added. The vial was incubated more than 60 minutes at 30℃, 200 μl of the headspace gas was injected to a GC. When the DO chromatogram was subjected to interference from kerosene in the sample, the subsequent water extraction method was employed for the determination of DO. Two grams of the propelled sample solution, to which 20 ml of hexane was added, was extracted with water (30,20,20,20 ml). The aqueous layer, after addition of 20 g of sodium chloride, was re-extracted with ethyl ether (40,20,20 ml). The organic layer was dried, and the volume was made to 100 ml, and aliquot of the solution was injected to a GC. A fused silica capillary column was used as the GC column. By this method, 270 commercial aerosol products were analyzed, and TCE was detected in 48 products in the range of 5-88%, half of which were water proofing agent products. DO was detected in 39 products, in all of which TCE was detected. The range of DO concentration was 0.17-2.25%. The water extraction method was employed for 23 products in 270. A good correlation between the contents of DO and TCE in the samples was observed. This correlation suggested that TCE containing 3% of DO was extensively used for manufacturing aerosol products.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 1992-12-31
著者
-
鈴木 助治
東京都立衛生研究所
-
金子 正美
東京都立衛生研究所
-
森 謙一郎
東京都健康安全研究センター 医薬品部医薬品研究科
-
森 謙一郎
東京都立衛生研究所
-
中村 義昭
東京都立衛生研究所
-
鈴木 助冶
東京都立衛生研究所
-
中村 弘
東京都立衛生研究所
-
観 照雄
東京都立衛生研究所
-
雨宮 敬
東京都立衛生研究所
-
中村 義昭
東京都衛研
-
観 照雄
東京都衛研
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