2光源と画像差分法による瞳孔検出法に基づく注視点検出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
精神的活動は正常だが身体が不自由な重度身体障害者は多い.そのような患者でも眼球運動機能は残存していることが多いため,注視点を入力として駆動する介助システムの開発が望まれる.ところが,それにふさわしい注視点検出装置が存在せず,具現化が難しいのが現状である.本研究では,重度身体障害者介助システムにおいて使用に耐え得る注視点検出装置の研究,開発を行うのが目的である.身障者介助システムに使用するために,我々が既に考案した2光源と画像差分法による瞳孔抽出法に基づく,非接触注視点検出法を実現するためのハードウェアが開発された.これは,近赤外線光源とビデオカメラを用いた方法が基本となっている.本研究では特に視力矯正用の眼鏡を装着している場合にも注視点を可能とするためのシステムの構成とその有効性について述べる.
- 1995-09-05
著者
関連論文
- 注視点サイズが視覚依存性反射的サッカードに与える影響
- 視標と注視点条件の視覚依存性意識的サッカード特性への影響
- 視標と注視点の大きさと視標の輝度が視覚依存性意識的サッカードに与える影響
- 注視点と視標の有無による意識的サッカードの動特性変動と視覚依存性反射的サッカードとの比較
- 角膜反射を利用した瞳孔位置検出の高精度化
- 身障者用パソコン入力のための注視点検出機能付きHMD
- 瞳孔検出技術とドライバの状態検知
- 瞳孔検出のための光学系
- 2波長光源による瞳孔検出(ヒューマンインフォメーション)
- 話題の製品と技術 瞳孔検出技術に基づく頭部運動によるポインティングシステム--瞳孔マウス
- サッカードに伴う連続点滅刺激の見かけの刺激の発生理由の考察
- 連続点滅刺激のサッカード定位誤りにおける背景刺激の有無の影響
- 視標出現の予期によるサッカード反応時間の変化(ヒューマンインフォメーション)
- 連続点滅光のサッカード定位誤りの点滅頻度依存性(ヒューマンインフォメーション)
- 注視点消灯後の視標出現位置における注意レベルの変動とサッカード反応時間の関係
- 超音波位置計測に基づく頭部運動によるポインティングシステム
- 指押し課題による視覚依存性反射的サッカードに伴う注意解除の検討
- 意識的サッカードに伴う連続点滅刺激の定位の注意方向依存性(ヒューマンインフォメーション)
- 視覚依存性反射的サッカードに伴う注意解除の検討
- 意識的サッカードに伴う点滅刺激の定位の注意方向依存性 : サッカード中の注意方向の測定
- 連続点滅光のサッカード定位誤りによるサッカードに伴う注意移動に関する検討
- 遠隔, 頭部自由状態における注視点検出のためのビデオ式瞳孔検出法
- 超音波距離センサを用いた頭部運動計測
- A-15-3 欠損瞳孔像からの瞳孔中心検出の検討
- 大きな構造要素が使える画像の高速モルフォロジーハードウェア
- 2光源と画像差分法による瞳孔検出法に基づく注視点検出
- 滑動性眼球運動中に発生するサッカードの動特性解析
- 遠隔瞳孔検出とその応用技術
- A-15-2 瞳孔検出のための画像処理法の検討
- 注視時の注意集中範囲が反射性サッカードの反応時間に与える影響
- サッカードに伴う連続点滅光の定位誤りの点滅頻度と背景刺激による影響
- サッカードに伴うフラッシュ刺激の視覚的定位誤り : 背景刺激と刺激位置情報の有無による影響
- サッカード中の点滅視標の定位誤り : 背景の有無とサッカード条件依存性
- サッカード特性と眼球位置ドリフトの視標条件による変動
- ビデオ式注視点検出における眼の探索法
- ビデオ式注視点検出装置における実時間画像処理のための自動閾値設定法
- ビデオ式眼屈折率測定法の基礎的研究
- 運動視標追跡視中に視標に向けられる集中的注意レベルによるサッカード動特性変動
- サッカードに伴う連続点滅光の定位誤りの注意位置による影響
- ビデオ式注視点検出によるコミュニケータにおける瞬きを用いた高速メニュー選択法
- 頭部自由ビデオ式注視点検出のための単一ミラー追尾システム
- 視覚刺激と教示条件によるサッカード動特性の変動
- 5)交互視線移動におけるサッカード発生間隔と動特性の検討(ヒューマンインフォメーション研究会)
- 交互視線移動におけるサッカード発生間隔と動特性の検討
- 頭部自由状態におけるビデオ式注視点検出のための超音波距離計を用いたズーム・フォーカス制御法
- 頭部移動対応のビデオ式非接触注視点検出法
- 読書時のサッカード動特性に関する一研究
- 運動視標追跡における注意力と滑動性眼球運動特性との関係--実験およびシミュレ-ションによる検討
- 追跡眼球運動中の注意力とサッケ-ド運動特性との関係
- 追跡眼球運動におけるTarget Brightness Feedbackの効果
- J-057 頭部移動を許容するステレオカメラによる較正容易な注視点検出装置(J分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション,一般論文)
- 遠隔瞳孔検出システムを用いた漫然運転検知技術の開発 (特集 ロボット技術の自動車への応用)
- 高照度下における瞳孔と角膜反射検出法の提案
- 瞳孔検出システムを用いた漫然運転検知技術の開発
- 1点を注視するだけで較正可能な遠隔注視点検出システム (論文小特集 ヒューマンインフォメーション)
- 瞳孔検出システムを用いた覚醒度低下検知技術の開発
- 1点を注視するだけで較正可能な遠隔注視点検出システム
- 近赤外瞳孔検出法に基づくカラーカメラ顔画像中の高精度実時間瞳孔位置推定
- 5-11 近赤外照明とビデオカメラによる瞳孔と角膜反射検出法の改善(第5部門 ヒューマンインフォメーション2)
- 22-3 遠隔式視点検出装置における較正法の改善(第22部門 ヒューマンインフォメーション3)
- 22-2 顔姿勢検出を利用した瞳孔検出改善(第22部門 ヒューマンインフォメーション3)
- 22-1 顔姿勢を利用した瞳孔マウスの操作性の向上(第22部門 ヒューマンインフォメーション3)
- 11-9 1台のカメラによる瞳孔と鼻孔検出に基づく顔姿勢検出(第11部門 ヒューマンインフォメーション2)
- 11-7 瞳孔検出による眠気検知の可能性の検討(第11部門 ヒューマンインフォメーション2)
- 11-6 身障者用パソコン入力のための視点検出機能付きHMDの試作(第11部門 ヒューマンインフォメーション2)
- 11-5 ステレオカメラによるビデオ式遠隔注視点検出(第11部門 ヒューマンインフォメーション2)
- 20-5 2カメラによる瞳孔マウス(第20部門 ヒューマンインフォメーション)
- 20-4 2波長光源による瞳孔検出(第20部門 ヒューマンインフォメーション)
- 20-3 角膜反射を利用した瞳孔位置検出の高精度化(第20部門 ヒューマンインフォメーション)
- 20-3 瞳孔と鼻孔の三次元位置による顔の方向検出(第20部門 視覚の心理・生理)
- 20-2 ステレオ広角カメラと狭角カメラによる視線検出(第20部門 視覚の心理・生理)
- 2-12 1点注視較正による遠隔式注視点検出装置 : 2台もしくは4 台の光学系による検討(第2部門ヒューマンインフォメーション1)
- 6-2 高速度カメラと近赤外照明による瞳孔と角膜反射検出(第6部門 ヒューマンインフォメーション2)
- 2-10 ステレオカメラによる瞳孔検出における眼鏡反射問題の改善(第2部門ヒューマンインフォメーション1)
- 2-11 近赤外瞳孔検出法に基づくカラーカメラ顔画像中の高精度実時間瞳孔位置推定 : 乳幼児自閉症診断支援装置開発に向けて(第2部門ヒューマンインフォメーション1)
- 2-9 高速度カメラを用いた瞳孔と角膜反射検出の改善 :高照度下および高速頭部運動への対応(第2部門ヒューマンインフォメーション1)
- 近赤外光源と高速度ビデオカメラによる瞳孔と角膜反射検出法の改善