頭部移動対応のビデオ式非接触注視点検出法

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概要

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当研究室では、ビデオ式の身障者介助システムのための非接触注視点検出法の研究を行ってきた。このシステムでは、使用者はモニタ上のメニューを注視することで、選択を行う。本研究では、角膜反射像と瞳孔像をカメラで撮影することで注視点検出を行った。この方法では、視線方向は角膜反射像と瞳孔像のそれぞれの中心の相対位置によって決定され、カメラの撮影面から角膜反射像と瞳孔像が出ない範囲であれば、頭が動いても注視点検出が可能である。しかし、わずかな頭の動きによって誤差が生じることや、頭を動かせる範囲が狭いことが問題であった。よって本研究では、大きな頭の動きを許容し、誤差を抑えられる方法を提案する。
1996-09-18

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