PHS-WRANにおけるファイル配送方法の一検討
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概要
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近年、32Kbpsの情報伝送能力を有するPHSを用いた高速データ通信サービスへの期待が高まっている。複数のPHSを簡易LAN端末として使用した場合、情報を共有することができるため仮想的なネットワークが構築できる。著者らは現行のPHSデータ通信システムを利用して構内(例えばCampus等)でワイヤレスマルチメディア環境を実現するPHS-WRAN(PHS-Wireless Room Area Network)を提案している。 本稿ではPHS-WRANのアプリケーションの一つとしてPHSの子機間直接通話を使用した講義システムにおいて、電子講義資料(以下、ファイル)を複数の受講者へ配送すると同時にファイルの送達確認および出欠確認等を行うファイル配送方法に関する一検討を行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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