MODS ARQのスループット特性 : 様々なPCSへの適用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、移動・携帯環境でのデータ通信に対する要求が急激に高まっており、その実現に向けての研究開発が各種機関で盛んに行われている。一方、世界各国におけるPCS(Personal Communication Services)の実用化にともない、本格的な移動データ通信に向けてのインフラ整備が進みつつある。筆者等はフェージング等に代表される移動通信環境に適した新規ARQ方式(MODS ARQ:SR ARQ with Modulo Operation using Data field)を提案し、その特性を明らかにした。また提案方式をPHS(Personal Handyphone System)に適用した場合におけるフレーム構成(再送単位)の最適化を行った。本報告では、提案方式をPHS以外の代表的なPCSへ適用した場合のスループット特性について述べる。さらに、同一誤り率で生じる各システム間のスループットの差を、誤り分布の観点から考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
中村 修
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
-
高梨 斉
NTTマルチメディアコミュニケーションズ研究所
-
高梨 斉
NTTワイヤレスシステム研究所
-
田中 利憲
NTTワイヤレスシステム研究所
-
中村 修
NTTワイヤレスシステム研究所
-
松木 英生
NTTワイヤレスシステム研究所
-
松本 英生
NTTワイヤレスシステム研究所
-
松木 英生
Nttドコモ ワイヤレス研
関連論文
- ALAN (Anywhere LAN access)-ワイヤレス広域移動バーチャルLAN-の提案
- 無線ブリッジ網におけるショートカットフレーム転送方式(FRASH)の提案(無線アドホックネットワーク技術論文特集)
- OFDMシステム用高速同時プリアンブル信号生成法
- 高速無線LAN用OFDM変調方式の同期系に関する検討
- OFDM変調方式用最大比合成周波数ダイバーシチARQ方式
- 無線パケット通信における連続送信優先制御法
- 無線パケット通信におけるMAC/LLC再送制御法
- 無線データ通信におけるTCPに適した再送方式の提案
- 無線データ通信におけるTCPに適した再送方式の理論解析
- 無線パケットネットワークにおけるパケット転送方法の検討
- Standardization 標準化技術をめぐる特許問題対策の動向
- Standardization PlatformWCDMAの現状とジョイント特許ライセンス
- P-link Stationを用いたPHSモバイルマルチメディア通信
- B-5-178 多チャンネル型PHS無線中継装置の検討
- B-5-175 2TRX PHS中継器のスロット割当方法
- P-link Stationの基地局間ハンドオーバ方法
- PHS公衆-自営中継装置「P-link Station」の開発
- 64kデータ通信対応PHS公衆-自営中継装置「P-link Station」
- B-5-126 PHS用ダブルホップ中継器のチャネル割当て方法
- B-5-225 ATM回線を用いたPHS国際接続の一考察
- B-5-211 移動通信におけるマルチキャストデータ伝送方式の一検討
- B-5-86 PHSを用いたメッセージボードアプリケーション
- PHS-ODSの提案と端末技術 (特集論文 PHSマルチメディア通信)
- ワイヤレスマルチメディア通信に適したPHS-ベアラ識別転送機能の提案
- PHS-Ad Hoc通信ネットワークの提案
- 受信信号レベルを利用した先行再送型ARO方式
- 仲上・ライスフェージング環境下におけるSR ARQの伝送特性
- PHS64[kbit/s]通信におけるデータ伝送方式 : 室内実験による検討
- PIAFS-アナログモデム変換時の伝送特性評価
- PHS64[kbit/s]通信におけるデータ伝送方式 : フレーム長に関する一検討
- PHSにおけるハンドオーバ起動レベルと平均スループットの関係
- 帰還通信路を利用した圧縮用辞書回復方法
- 移動通信環境下での交差偏波干渉補償技術 : 参照信号の時分割送信におけるBER特性
- OFDMシステム用最大比合成周波数ダイバーシチARQ方式
- OFDMシステム用最大比合成周波数ダイバーシチARQ方式
- OFDM複局同時送信によるマルチキャスト/ブロードキャストパケットの伝送特性
- マルチパスフェージング環境におけるOFDM変調信号に適した誤り訂正方式の検討
- 不均一トラヒックエリアへのアンブレラセル構成の効果
- 移動環境におけるSR ARQの伝送遅延特性
- 誤り予測先行再送方式のSR ARQへの適用効果
- MODS-ARQのスループット特性 : 屋内実験での検証
- PHS64[kbit/s]データ通信におけるSR ARQのスループット特性
- MODS ARQのスループット特性 : 様々なPCSへの適用
- 相関器を用いた最大比合成ダイバーシチの検討
- 重み付き多数決判定による受信ダイバーシチの検討
- 誤り予測による先行再送型Go-Back-n ARQ方式
- 上り・下り非対称品質TDMA/TDDとTDMA/FDDのARQスループット特性比較
- ALAN (Anywhere LAN access)-ワイヤレス広域移動バーチャルLAN-の提案
- 高速無線アクセスシステムにおけるLAN間中継方式の検討
- 5GHz帯イーサネット対応高速無線LAN (EWA)の開発
- B-5-233 SNMPによる大規模無線LANの広域遠隔管理方法
- B-5-231 無線ブリッジ間のショートカットフレーム転送方法の検討
- B-5-230 高速無線LANにおけるCSMA/CAを用いた優先制御方法
- B-5-229 無線パケット衝突検出によるCSMA/CA再送プロトコルの提案
- B-5-210 マルチキャスト通信に対応した無線Ad-hocルーティングプロトコル
- B-5-209 無線パケットスケジューリングによる帯域保証法の提案
- 5GHz帯イーサネット対応高速無線LANシステムの開発
- システム概要 (特集1 5GHz帯イーサネット系無線LANシステム)
- 無線Ad-hocネットワークにおける分散経路制御方法の検討
- 無線Ad-hocネットワークにおける分散経路制御方法の検討
- OFDMを適用した無線LANシステムにおけるCSMA/CAスループット改善法の検討
- OFDMを適用した無線LANシステムにおけるCSMA/CAスループット改善法の検討
- 無線ブリッジ網におけるショートカットフレーム転送方法の提案
- 無線LANにおける直接/中継転送切替方法の提案
- 高速無線LAN用時間領域棲み分けアルゴリズム
- 高速ワイヤレスアクセス用周波数共用アルゴリズム
- オーバラップセル構成PRMAに適したダイナミックアクセスポイント選択
- TDMA-TDD無線パケットチャネルの上下非対称割当方式の検討
- 相関器を用いたSIR重み付け合成ダイバーシチの検討 : 遅延スプレッドおよびブランチ間電力レベル差存在下における特性
- 相関器を用いた最大比合成ダイバーシチの検討 : SIR推定値による重み付け
- 相関器を用いた最大比合成ダイバーシチの検討 : SIR推定値による重み付け
- 相関器を用いた最大比合成ダイバーシチの検討 : SIR推定値による重み付け
- 5GHz帯高速無線LAN用変復調方式の検討
- OFDM変復調器のDCオフセットに関する検討
- 高速ワイヤレスアクセス用マルチキャリア変調回路の基礎検討
- 無線ネットワークにおけるSNMPを用いた集中制御経路選択方法
- 高速無線LAN用OFDM変調方式の同期系に関する検討
- 高速無線LAN用OFDM変調方式の同期系に関する検討
- 高速無線LAN用OFDM変調方式の同期系に関する検討
- 無線Ad-hocにおける動的トポロジーに適したルーティングプロトコル
- アドホックネットワークにおけるパケットルーティングプロトコル
- PHSにおける高品質・高速デ-タ伝送に向けた誤り制御技術 (特集 PHS非電話系システム)
- レーリーフェージング環境におけるMODS ARQの最適フレーム長
- 多元トラヒック環境でのシングルシンセサイザ移動端末に対するダイナミックチャネル割当方式の検討
- マルチスロットを用いた多元トラヒックに対するDCA制御負荷の低減
- マルチスロットを用いた多元トラヒックに対するダイナミックチャネル割当方式の検討
- 高密度置局エリアにおけるハンドオーバー制御方式の検討
- 移動方向考慮型ダイナミックチャネル割当の評価
- 移動通信に適した移動方向考慮型ダイナミックチャネル割当
- 無線チャネルアクセス規制による送信待ち時間の低減化
- 無線マルチキャスト通信におけるステーショングループ構成方法の検討
- OFDMを用いた無線LANブロードキャスト複局同時送信
- OFDMを用いた無線LANに適する高効率CSMA/CAパケット送信法
- 代表応答方式による無線マルチキャスト伝送の低遅延化
- 高速無線LANに対応した優先パケット転送CSMA
- 無線マルチキャスト通信のための高信頼化プロトコルの検討
- レイリーチャネルにおける多重フレーム選択再送
- ダイナミックスロット割当TDMAシステムの検討
- OFDMシステムに用いる軟判定ビタビ復号の検討
- 移動通信に適した予約発呼型ダイナミックチャネル割当