誤り予測先行再送方式のSR ARQへの適用効果
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概要
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移動体データ通信においては,ARQ方式が良く用いられている.しかし,ARQ方式は誤り発生時の再送に最低でも伝送路往復分の時間が必要となるために,受信データフレームの到着時間のばらつきが問題になる場合がある.筆者らは,送信フレームの誤り予測による先行再送型Go-Back-n ARQ方式(PR-GBN ARQ方式)を提案し,フェージング環境下でTDMA-TDD方式の移動通信システムにおいてスループットが改善可能であることを既に報告したが先行再送方式は再送遅延を低減する効果も期待できる.本報告ではより実用性の高い選択再送(SR)ARQ方式に先行再送方式を適用し,スループットおよびデータ遅延特性を計算機シミュレーションにより求め,効果を明らかにする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
-
中村 修
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
-
高梨 斉
NTTマルチメディアコミュニケーションズ研究所
-
高梨 斉
NTTワイヤレスシステム研究所
-
中村 修
NTTワイヤレスシステム研究所
-
松木 英生
NTTワイヤレスシステム研究所
-
松本 英生
NTTワイヤレスシステム研究所
-
中村 修
株式会社 エヌティティドコモ
-
松木 英生
Nttドコモ ワイヤレス研
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