離散画像の補間に関する検討

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概要

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近年、計算機上に仮想空間を構築しようとする試みが盛んに行われている。しかし、3次元モデルの透視変換によって実環境の再構築を行うためには、実在する物体の精密な立体モデルと正確なテクスチャデータを取得しなければならず、クオリティの高い仮想空間をユーザに提示することは困難であった。これに対し、実写画像を変形・補間することによって仮想的な視点移動を実現するという手法が提案されている。本稿では、当研究室で研究を進めているモバイルビジョン(遠隔操作可能な移動カメラ)によって遠隔地の離散静止画像取得が可能な状況を想定し、取得した離散静止画像を用いて仮想的な視点移動を実現する手法について基礎的な検討を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-08-13

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