レンジデータとテクスチャデータの欠損修復による写実的な街のモデルの構築(マルチメディア,仮想環境及び一般)
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概要
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近年,コンピユータの性能向上とCG技術の進歩に伴い,実世界の3次元モデルを作成する研究が注目されている.著者らは,多視点レンジデータと多視点テクスチャデータを統合することにより,建築物の3次元モデルを作成する手法を提案してきた.レンジデータはロングレンジレーザスキャナにて取得したものであり,測定精度は100m離れたところで2.5cmと十分高いものの,反射の条件やオクルージョンによるデータの欠損も多い.また,テクスチャデータは様々な角度から数多く撮影したものだが,オクルージョンによるデータの欠損が存在する.本稿では,レンジデータとテクスチャデータの欠損を対象の構造を推定しながら修復し,従来よりも写実性の高い街の3次元モデルを構築する手法について提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-03-11
著者
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相澤 清晴
東京大学工学部
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清水 浩行
東京大学大学院新領域創成科学研究科
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清水 浩行
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤情報学専攻
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大野 哲之
東京大学大学院新領域創成科学研究科
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小島 將
東京大学大学院新領域創成科学研究科
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小島 將
東京大学工学部
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相澤 清晴
東京大学工学系研究科
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